the morning star ~明けの明星~

日本でも世界でも子どもたちが安心して幸せに暮らせるように☆と願う活動主婦の日記。三原市の課題や三原応援情報を発信。

哲学との出会い

2017-01-29 03:18:01 | まちづくり
三原で初めての哲学カフェ
三原いきいきセミナー「男らしさ、女らしさって必要?」
http://blog.goo.ne.jp/the_morning_star/e/c5943e0fdca255ccd33814955d6754b5
が1月21日に楽しく終わり、
1月28日、個人的に尾道自由大学「哲学者の質問力レッスン」を受講させていただきました!

議員の任期満了、改選を控えるこの時期、、、受講をためらう気持ちがあったのですが、
議員の仕事に欠かせない「質問力」を、この4年間ずっと課題に感じてきたこと、
そして、心の折れそうなことがたくさんある議員の仕事を自分なりに昇華させるために、
「哲学」というツールの持つ可能性を見出して、受講を選択しました。

受講して、やっぱり良かった!
1日ですぐに質問力アップしました!というものではないけれど、
まず、自分のこれまでのやり方を、方向としてOKかなと確認できた!
実践ワークを通して、ちょっとコツがつかめた!(感じ)
そして、自分の中に潜んでいる「思い込み」にも気が付くことができました!

いただいた卒業証書



日本では身近な人と社会問題について話す時間が極端に少ないと、エデルマン調査の結果もあり、
哲学カフェや自由大学で、海外での、幼稚園から取り組む哲学対話、高校での哲学必須履修などもきき、
また、実際に三原での開催を見てみて、こういう場が本当に必要だと感じています。

そのワケ(1)1人ひとりの暮らしをサポートするツールとして

先週の三原いきいきセミナーで、20代前半の女性参加者が、
「結婚も考えているけど、親世代の結婚観とは違う家庭像を模索中で、まだつかめない」
という発言もあり、
「婚活」として、出逢いの場をつくることも必要だけど、
家族とは何か?
パートナーに何を求めるか?
理想の家庭像とは?
などなど、男女一緒に考えていく必要がありそう!と思っています。

他の地域の例で、子育て中の人の「哲学カフェ」リピート率が高い!とも教えていただきました。
テーマ例は、
・子どもを怒っちゃいけない?
・ママ友って必要?
・どこから家族?・・・姑も家族?
などなど


そのワケ(2)コミュニティをサポートするツールとして

先週の三原いきいきセミナーは、20代から70代までの幅広い男女がご参加!
世代間の考えの違いが浮き彫りに!と思いきや、
同じ世代でも「私は違います」という方もおられたり。

地域コミュニティの運営や、維持は、市として国としても重要課題の今ですが、
家父長制の時代とは異なり、地域の長老的な方々と地域に住む人たちの考えの違いが幅広くなってるし、
「従う」ことを受け入れない、町内会に入らない、関わらない人も増えている。
オープンな組織に変えてこられているところもあるけれど、
地域に限らず「帰属意識」というものが変化してきてる。
子ども達からご年配者までのみんなで、
・地域コミュニティの役割ってなんだろう?
・どんな地域だったら住みやすい?
・町内会は必要か?
などなど考えて、コミュニティ再編みたいなことが必要になってきていると思う。

今回の尾道自由大学「哲学者の質問力」に、コミュニティデザイン関係のお仕事の方も来られてたけど、
私もこういう領域の仕事が増えていきそう。

◆三原いきいきセミナーのファシリテーターとして来てくださった
 哲学者・松川絵里さんがFacebookに投稿されたセミナーレポート
https://www.facebook.com/eri.matsukawa.7/posts/1214757178620606


※ 哲学カフェは、合意形成のための手法ではありません。

三原での哲学カフェで、結論を出さなくてモヤモヤすると言われる方もおられました。
私の哲学カフェの印象は、
認知や理解の幅が広がって「なるほど~」と思ったり、
なんとなく違和感、なんとなくイヤの「なんとなく」が解明できて「すっきり!」
または見えそうで見えなくて、継続課題・・・などなどです。


そのワケ(3)国レベルの大きな流れをつくりだす議論として

2016年末に聴講者として出席した広島大学のシンポジウム
「岐路に直面する中山間地域~存続か再生か縮退か~」

ここで非常~にもどかしい思いをしました。

タイトルに示されてるように「岐路」にあるということで、
いろんな考えの方々がパネリストとして登壇されていました。

「田園回帰」という新しい傾向が若い人たちに見られること。
すべての若者が、ということではもちろんないけれど、
その新しい傾向にある若い人たちの行動の基となる価値観、仕事観、経済観などの話に対して、
規模の経済、経済成長、経済的豊かさなどの視点からの反論。
かみ合わない議論・・・でした。
挙手して私も発言・質問し、答えていただいた内容に矛盾・疑問を感じたのですが、
再質問せず、後悔。。。こういう時に、センスよく質問できるようになりたいです。

 * * *

今回教えていただいた「こども哲学」シリーズも、とってもおもしろそう!
http://www.asahipress.com/search/series/18/

「学ぶ心さえあれば、万物すべてこれわが師である」松下幸之助
を感じる、一期一会の尾道自由大学でした


哲学対話で、自分自身の課題とも向き合い、パワーチャージして、またがんばらなくては!!!


昔読んだ本で、
宇宙人?が出て来て話をして、
良い質問に対してお辞儀する・・・という話。
読み返したいけど、タイトルが思い出せない~~~~~
誰かわかる人がいないかしら?



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