the morning star ~明けの明星~

日本でも世界でも子どもたちが安心して幸せに暮らせるように☆と願う活動主婦の日記。三原市の課題や三原応援情報を発信。

不燃物処理工場の新設

2017-01-31 00:50:13 | 不燃物処理工場
不燃物処理工場の新設について、議員全員協議会で説明がありました。

「降って湧いた」事業で、
財政への影響を懸念する意見や、
なぜこれまで俎上に上がらなかったのか、なぜ今なのかという疑問など、
多くの質疑が交わされました。

「なぜ今か」は、
平成31年度末が期限となる合併特例債を使ってやりたいとのことで、
29年度予算で、調査費、設計費が計上される見込みである。
事業費は、概算で24.8億円。(建設費のみで23億円)

「なぜ俎上に上がらなかったか」は、
課題ではあったが、具体的にどうするか難しかった
とのこと。

現在の不燃物処理工場の環境の悪さを考えると、
いずれなんとかしなくてはいけない施設だとは思うが、
あまりにも性急な話で、判断に迷うところだ。

現在は、世羅町との広域組合で所有しているため、
「公共施設を35%減らす」とする公共施設管理計画に対して、
新たな施設の追加となる。

実質的には、これまでも市として維持管理費用を負担してきているが、
維持管理費が増えることは間違いないだろう。

新設にあたって、収集体系の見直しまで含めて検討されるようで、
イニシャルとランニングのトレードオフになる部分もあり、
施設の整備内容や、ごみ出し方法が変更になるのかどうかなど、
まだはっきりしていない。
H30~31年で建設工事予定にしては悠長な話だ。

29年度は、市役所庁舎や斎場建設などによる借り入れが大きい。



H30年からは、投資的経費は抑制。



それでも、基金を取り崩しながらのやり繰りとなる。
本当に厳しい。



不燃物処理工場をなんとかしなきゃいけないとしても、
他に方法はないのか、
本当に今でないといけないのか、
勝てそうなロジックが見つかりません。。。


総事業費約25億円のうちの3分の1は、国からの交付金、
残りを、行政委託を受けることになる世羅町が15%、三原市が85%負担することとなる。
三原市負担分のうち95%を合併特例債として借り入れ、
その元利償還額のうち70%が交付税算入されるわけだけれど、
これを、「交付税として戻ってきます」と言われるんですよね~
実質負担額は約5億円ですと。
だけど、「国がみてくれる借金」は、「国が払ってくれる借金」じゃない。
基準財政需要額の算定に加えられるだけで、その金額が交付されるわけではない。
この点の見解の相違はずっと質問してきてるけど、
まだ、当局のassumption(ロジックの源)にたどり着けていません。

一般財源の22.8%(H27年度)、24.3%(H26年度)を、借金支払いにあててるって、
やり繰りがしんどいと思うんだけどなぁぁ




◆不燃物処理工場整備基本構想の資料はこちらに置いています。
http://www.evernote.com/l/AWw9kfSmt0dE8rvQE7baF1ipGZ5Zez3UCmY/

 * * *

28日(土)に「哲学者の質問力レッスン」を受講して、
http://blog.goo.ne.jp/the_morning_star/e/5c85249629a15288ea05c8d6fd0cdc94
質問をどんどん繰り出すワーク、質問の質をあげるワークなどやったのですが、
30日(月)の全員協議会で、自分の感覚として、質問がしやすくってビックリ!!
ノック練習みたいな感じかな~
「S過ぎる~」とみんな悶えたソクラテスの対話ゲーム」の練習台になってくれる人、
誰かいないかな~




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