健太の、おしゃべり
「都会の夜空では、そんなに星(恒星)は見られない。見えたと思ったら、金星か木星だったりする。我々の銀河系には1000億個の星があるというのに。
星は核融合で光っているのだ。水素がヘリウムに変わる時に莫大なエネルギーが生まれるのだ。人間は核分裂エネルギー(原爆・原子力発電)は利用しているが、核融合は研究中でまだ実用化されていない。実用化されれば、海水中に無尽蔵にある重水素からクリーンなエネルギーが作れるのだ。木星にもっと質量があったら恒星になっていたろう。そしたら、太陽系は2つの太陽を持つロマンティックな世界になっていただろう。連星は珍しくなく、2連星どころか3連星まで有る。スターウォーズの第1作タトウィーン星では2つの太陽が有り、幻想的な雰囲気を出していた」