瞑想

おはようございます。


台風は今頃どの辺りでしょうか？


こちらへの影響は夕方早い時刻になりそうです。

朝方少し雨が降りました。

グースベリーを採っていた時です。

パラパラっといきなり大粒の雨がむき出しの肩を打たので、


雨だ。、/face_sup/}と、走って家の中に入ったのに、いつの間にか雨は止んだようでした。


けれどもほんのいっときの雨が、あたりの草はすっかり濡らしてしまいました。


これでは草取りもやりたくありません。


それに台風だって予想を超えて早めに来るかもしれないし、

外仕事はやめておきましょう。


実は、先週の水曜日にとある事件が起き、

それ以来気持ちの置き場が変わってしまいました。

何もやる気が起きません。


元気だけがとりえの私だったのに、

その元気に雲がかかってしまったようです。

もうこの状態から抜け出る道は

瞑想しかないような気がしています。


自分の過去を振り返ってみると、

その節目節目に、自分を救ってくれたのは瞑想でした。

若い時に瞑想することを習って置くのはいいことです。


今までの人生で一番大変な時期に迷走ならぬ瞑想に向かえたことは私の幸運でした。

それから幾度も

途方にくれる度に瞑想の力で苦難を乗り越えてきたのです。


今度のことだってきっと瞑想しか

自分を救える道はないだろうと感じています。


誰にも打ち明けることのできない秘密を抱えてしまった私の

波立った心を

瞑想で穏やかにいたしましょう。


若き日にインドの瞑想アシュラムでしばらくの時を過ごしたことがあります。


当時世界中から老若男女が瞑想を習うアシュラムに集っておりました。

その門前に、

バングラディシュ人の物売りが、

広げた敷物の上に品物を並べ、

日がな一日のんびりと座っておりました。


瑪瑙や水晶などの高価ではないけれども美しい石やら、

綺麗な刺繍の小さいバッグやら、インドやバングラの珍しい置物などが

使い古した赤茶色の布の上に綺麗に並べてありました。

明日ラムの門前から出て来た人々はみな彼の前を通って家路に向かうのです。

そのうちの幾人かは彼とおしゃべりをしたそのお礼のように何か一品求めたり、

本当に気に入って言い値で買ったりしましたから、

彼はのんびりと暮らすことができていたと思います。

彼の売っているものは様々でした

隣に一緒に座って、異国の人と会話を楽しむ西洋人の姿は当時のアシュラムの

毎日の風景に溶け込んでいました。



ある日の事、私が彼の持っている水晶を見分していると、

一人の西洋人が現れて、

親しそうに彼に話しかけました。


「あなたは良いわね。誰に習わなくてもここに一日中座っていられるし、時には

お金を稼ぐこともできるわ。

なのに私は、

飛行機に乗って、高いお金を支払って、

ここまで来て「ただ座ること」を習っているのよ。

この違いは何？」とそう問いかけたのを聞きました。

確かにね、彼女の云うとおりかもしれません。


私たちの多くは、

ただ座っていることができません。

何もしないで座っていると、

第一に頭に浮かぶのは、「こんなことしている場合じゃない」という否定です。

頭の中に

千と一つの雑念が、濁流のように押し寄せて

とても座ってなんかいられない。

そういう人が多いものです。


私もその一人でしたよ。

だから

飛行機に乗って高いお金を払って瞑想を習いにいきました。


行って良かったです。


それはそれは楽しい時間でした。


人生で一番楽しかった時代、花開いた時代だったかもしれません。


そのおかげで今でも

困ったときの瞑想だのみ、でございます。


良いのかな、瞑想のこんな使用法。


もちろん良いでしょうね、だって人生を楽に楽しく過ごすための方法として習った瞑想ですもの。

こんな時に使わなければ意味がない。


若い時に瞑想の時間に投資しておいたようなものです。


資本主義の数々の諸悪への投資はしませんでした。


でも精神教育の部門においていっぱい投資をして来たのです。

普通の人とは真逆の道を歩いて来たと云っても良いかしら。

よく、「あなたのような人に会ったことがない」と言われます。


この間は「山猿」と言われました、、、、って、プフゥ、嘘ですよ。これは自・虐・



ほらね、瞑想のことを書いているだけで

気分がアップして来ちゃったわ。


気分が変わったところで、

雨もまだのようですからその前にグースベリーを採っちゃおうか。

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