ピョコログ

シングルマザーの子育て&お仕事奮闘記。
ぴよこの巣立ちまで、はたして続けられるのか?!

海上保安庁観閲式

2012-07-12 17:15:45 | Weblog
すっかり古いネタになってしまったが…。

6月3日(日)、晴海埠頭から東京湾で行われた海上保安庁の観閲式に参加してきた。

観閲式及び総合訓練は、日頃の海上保安官の訓練の成果をお披露目するもので、ほぼ毎年行われているようだが、昨年は震災の影響で開催は見送られていた。
56回目となる今年は、全国からたくさんの船艇や航空機、ヘリコプターが集結。
当日朝の天気予報では昼前後に雨の表示。荒天となった場合は中止となる。
前日から東京湾へ向けて各管区の船艇や保安官が準備しているのを考えると、天気予報がはずれるのを願うばかり。

海洋少年団は、船上で青い羽根(水難救助)の募金活動に参加することもあり乗船できる。職権乱用とばかりに保護者もくっついて参加。

国土交通大臣(奇しくも翌日に大臣交代があったが…)、海洋少年団名誉総裁でもある高円宮妃殿下と同じ「やしま」という観閲船に乗りこむ。




観閲船への乗船はどうやら、映画「海猿」の影響か人気が高いらしく、当選した方達が早くから列をなして待っていた。
船や飛行機が好きそうな男性陣、撮り鉄ならぬ撮り船?が趣味と思われる方々、親子連れ、いかにも海猿でファンになったような女性グループなどなど、いろんな方がいる。

晴海埠頭を観閲船が出航し、東京湾の訓練実施海域までくると、まずはカラフルな放水ショーがはじまった。


 


そしてヘリコプラー編隊の飛行訓練。
ものすごいスピードで空中パレード。



その後は海上防災訓練と人命救助訓練。



人命救助はヘリコプターから保安官がロープで急降下して着水し、溺れた人役の保安官を救助してヘリに戻るというもの。すごい早業で、完成度の高い訓練!
その後ヘリコプターは船におりたち、完璧な車庫入れ(?)技を披露。





さらに、密輸容疑船の補捉、制圧訓練。すごい勢いで巡視船が海賊船を追い回す。




訓練の後は、全国の巡視船がご当地ゆるきゃらを乗せたり、保安官がコスプレをしたりしてご当地PRをしながらパレード。



さっきまで、出火した船の消火をしていた船の乗組員が、もうゆるキャラコスプレをして手をふっている?という早業までご披露。


分刻みのスケジュールの中、完璧な訓練の披露を全うした海上保安官たち。
素晴らしかった!
天気予報も無事にはずれ、時折、陽がさすほど。
これが雨だったら、訓練する側も当然大変だけど、観客側も屋根のない船の上で水浸しになるから大変だったかも。

訓練の披露が終わり、晴海埠頭まで戻る間には、海上保安庁音楽隊が船上で演奏をはじめる。
海洋少年団の面々も、ようやくお仕事!募金活動をすることに。
しかし、船に乗っているお客さん達がひたすら多いのと、通路の余裕があまりないために、団員でも女子だけが募金活動をして男子はやらなくてもよい、ということになった。

そして、国土交通大臣、高円宮妃殿下のお目見えがあり、記者達も集まり始める。
これは当然お偉方の募金シーンがマスコミのカメラにおさまるかと見ていると、大臣は募金箱をスルーして貴賓室へお戻りに。
高円宮妃は海洋少年団の女子チームと一緒に写真におさまり、当然募金も。
女子チームに後から話を聞いたら、どうやら5万円を募金してくれたらしい。





さてさて、来る海の日の7月16日。
ぴよこら海洋少年団は青い羽根の募金活動をJR蒲田駅にて行う予定。
大臣も、募金してくれないかしらね。