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山3のてくてく登山

山梨百名山を中心に景色や花を楽しみながら山に登ります

十二ヶ岳

2012-05-27 05:55:41 | 富士・御坂・天子:中
2012年5月16日、十二ヶ岳に登ってきました。クモイコザクラとアカバナヒメイワカガミの開花状況を確認するためです。

河口湖北岸の大石公園方面から若彦トンネル方面へと向かい、トンネルの少し手前から大石プチペンション村入口の先、奥川に沿って続く砂防工事用林道を上っていくと、大石峠登山口があります。
この付近の林道の空き地に車を置いて、小1時間ほど林道を歩きます。林道わきには、キケマン、ムラサキケマン、エイザンスミレ、シコクスミレ、ミツバコンロンソウ、オオバタネツケバナ、ツルキンバイ、ワチガイソウ、ミヤマエンレイソウなどが咲いていました。

ミツバコンロンソウ
オオバタネツケバナ
ツルキンバイ
ワチガイソウ

林道終点の砂防ダムからは河口湖が見えていました。工事作業者用の小屋には数人の人がおりましたが、登山道沿いにあったモノレール車は撤去され、登山道にはピンクテープの目印がついていましたので、斜面の崩落防止工事は終わり登山道として使えるようにしてくれてありました。
この登山道を上っていくと十二ヶ岳北側稜線に上ることができます。ミヤマハコベ、ヤマエンゴサク、フタバアオイといったものを見つけました。

ミヤマハコベ
ヤマエンゴサク
フタバアオイ

稜線に出たとこで北に向かえば金山を経て節刀ヶ岳と行けますが、南に進むんで十二ヶ岳に向かいます。ハシゴや鎖場がありますが、岩場からの展望はすばらしく、ヒメイチゲ、ヒメスミレサイシン、クモイコザクラが咲いていました。アカバナヒメイワカガミはやっと蕾を付け始めたところで開花はまだまだのようでした。

富士山と西湖
ヒメイチゲクモイコザクラ

十二ヶ岳山頂では、マメザクラとウメウツギが咲いていました。このウメウツギは、写真を撮った時には名前が分からず、後で図書館で調べてやっとわかりました。ウツギの仲間ですが、総状花序を出さず、葉腋に1個ずつ下向きに白い花をつけます。

ウメウツギの花
花をアップで

山頂で出会った登山客は皆さん毛無山経由で上ってこられるので、アカバナヒメイワカガミが咲いていなかったか尋ねてみると、やはり1ヶ所でだけ見かけたと教えてくれました。十一ヶ岳から十二ヶ岳へと吊り橋を渡りガレ場を上るところにいち早くアカバナヒメイワカガミが咲く株があるので、行って確認してみることにしました。

アカバナヒメイワカガミ

このまま毛無山へと進み、大石プチペンション村へと下りることもできますが、今日は上って来た道を往復することにしていましたので、引き返して十二ヶ岳に戻ってお弁当を食べていると、登山ツアーの団体さんが上ってきました。

この団体さんの後をついて歩き、皆さんは鬼ヶ岳~雪頭ヶ岳から西湖の根場いやしの里へと下るよいうことなので、稜線の分岐で分かれて、一人奥川の林道へと下って、大石峠登山口まで林道を歩いて戻りました。稜線には新たに分岐標識も取り付けられていて、金山~節刀ヶ岳から大石峠を経て登山口に回ることもできますので、この登山道を使う人が増えるかもしれません。

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新道峠~黒岳

2012-05-05 23:25:56 | 富士・御坂・天子:中
2012年5月5日、前日に続きスミレ観察のため、芦川の新道峠から黒岳に登ってきました。
今日は山仲間と一緒で、下山後は芦川のスズラン畑の様子を見るという目的もありました。
昨日とは違って天気もよく、富士山や南アルプスが良く見えていました。



登山道及びスズラン畑で見つけたスミレは、キスミレ、タチツボスミレ、アカフタチツボスミレ、エイザンスミレ、シロバナエゾスミレ、マルバスミレ、ヒメスミレサイシン、アケボノスミレ、イブキスミレ、スミレ以外では、ミヤマカタバミ、アズマイチゲ、フデリンドウ、ヒゲネワチガイソウ、イカリソウ、キジムシロ、コキンバイといったところです。
またスズラン畑の周辺では、木本のマメザクラ、ミツバツツジ、ハウチワカエデの花が咲いていました。


キスミレ




アカフタチツボスミレ


エイザンスミレ


マルバスミレ


ヒメスミレサイシン


アケボノスミレ




イブキスミレ


アズマイチゲ


フデリンドウ


ヒゲネワチガイソウ


イカリソウ


キジムシロ


コキンバイ


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田貫湖~長者ヶ岳

2012-05-05 22:28:32 | 富士・御坂・天子:低
2012年5月4日、スミレ観察の実習のため、長者ヶ岳に登って、一人観察会をしてきました。

前夜の大雨の後で天気が心配でしたが、曇り時々晴れの天気予報を信じて出かけることにしました。
朝霧高原は霧のためライトを点けながら走らなければならず、田貫湖の駐車場に着いて歩き始めた頃には霧雨状態で、長者ヶ岳山頂に着いた昼頃もまだ霧が立ち込めていました。
尾根筋のサクラは散っていましたが、山頂のヤマザクラやマメザクラはまだ咲いていました。



お目当てのスミレは、東海自然歩道の尾根に出てすぐから咲いていましたが、山頂に近づくほど多くのスミレが見られるようになりました。
天気は今一ですが、スミレが多いのに気を良くして、軽く昼食をとってから長者ヶ岳山頂から天子ヶ岳への稜線をしばらく散策してから下山しました。

下山は、途中の分岐から休暇村裏手へと下り、田貫湖の湖畔路を歩いて駐車場へと戻りましたが、この頃には少し青空も見えていて、ゴールデンウィークということから、大勢のお客さんが湖畔で楽しんでいました。

今日、見つけたスミレは、ニョイスミレ(ツボスミレ)、フモトスミレ、フイリフモトスミレ、タチツボスミレ、アカフタチツボスミレ、ナガバノスミレサイシン、シコクスミレ、トウカイスミレ、アケボノスミレです。

スミレ以外の登山道で見かけた花は、モミジイチゴ、ニガイチゴ、クサイチゴ、チゴユリ、エンレイソウ、ミヤマカタバミ、キクザキイチゲといったところです。

ニョイスミレ




フモトスミレ




フイリフモトスミレ(花は蕾状態)


シコクスミレ




ナガバノスミレサイシン




トウカイスミレ




モミジイチゴ


ニガイチゴ


クサイチゴ


チゴユリ


エンレイソウ


ミヤマカタバミ


キクザキイチゲ


今度は天気の良い時に仲間と一緒に観察会ができたらいいなと思いました。

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東海自然歩道~根原地区

2012-04-15 19:23:27 | アウトドア雑記
2012年4月15日、東海自然歩道根原地区を4人で歩いてきました。

朝霧高原道の駅に集まり、国道の歩道を歩いて山梨県と静岡県境に向かい、割石峠から竜ヶ岳の南麓を、端足峠登山口を経てA沢貯水池まで歩いてから、昼食をとりました。

途中2ヶ所ほど橋が壊れていて渡れなくなっている場所がありました。橋の修理工事は4月27日までの工事期間となっているようです。ゴールデンウィークまでには直したいということでしょうか。

A沢貯水池から再び東海自然歩道を歩いて行くと、沢が谷のように深くなっているところで、崩落して道がやせて崩れそうになっていたり、沼地が干上がったようになっていて道筋がはっきりしないところがありました。

毛無山東麓の一番国道に近づいた場所までくると、パラグライダーの敷地が見える東屋がありました。
ここで少し休んでから道の駅へと戻ることにしました。

その途中、イノシシとシカの被害から畑を防護するために電気柵を作ろうとしていた地元の方とお話させていただきましたが、かってないほどの大雨があったときに、国道から西側の低いところに水がたまり、東海自然歩道だけでなく畑もひどい被害を受けたとおっしゃっていました。

道の駅9時45分・・・割石峠10時30分・・・A沢貯水池12時30分~13時05分・・・東屋14時35分~14時50分・・・道の駅15時10分

今日見かけた山野草の花の写真を掲載しておきます。

ナガバノスミレサイシン


エイザンスミレ


ヒナスミレ


キクザキイチゲ

残念ながら花が開いていませんでした。

ハナネコノメ


セントウソウ


ユリワサビ


ニリンソウの群生地もありましたが、花はまだ咲いていませんでした。


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鳥居地峠~高座山~杓子山

2012-04-13 21:21:35 | 富士・御坂・天子:低
2012年4月13日、杓子山に登ってきました。

しばらくぶりの記事ですが、この間、事務局を務めている「三ツ峠ネットワーク」の活動がメインとなり、三ツ峠以外の山に登る機会がなく、投稿できずにいました。

「三ツ峠ネットワーク」の活動は、別のブログで公開していますので、ブックマークの「三ツ峠ネットワーク」から、ご覧ください。

忍野村から鳥居地峠まで車で上がり、高座山経由で杓子山まで往復しましたが、高座山の南斜面は、最近野焼きを終えたばかりでしょうか、野焼きした匂いが漂っていました。

高座山からの富士山


このところ18度を超える暖かい日が続いていますが、富士北麓の桜の開花はまだまだです。
富士・河口湖さくら祭り2012年が、明日4月14日から4月22日まで開催予定ですが、他所同様に開花が遅れています。

それでも、明るい尾根筋の登山道では、バッコヤナギ、キブシ、アブラチャンが咲いていました。
また、野焼きした草原の脇に続いている登山道の足元をよく見ると、キジムシロ、センボンヤリが咲いていいるのを見つけました。

センボンヤリ


春の訪れを待ちわびていた草や木が芽生え、花が咲きだすのと合わせて、越冬していたチョウも活動を始めています。
忙しく飛び回っていたチョウが止まるのを待って写真に撮り、帰ってから図鑑で調べてみました。
越冬が厳しかったのか大分翅が傷んでますが、黒紋と白紋の特徴から、エルタテハだと思います。

エルタテハ

小学館「日本のチョウ」によると、本州では高地で見られるとありますが、山日カラーブックス「山梨の蝶」によると、山梨県では南アルプス、八ヶ岳、奥秩父、大菩薩峠、御坂山地、富士山北麓などの山地帯~亜高山帯にかけ生息していて、時に高山帯にも出現するとありました。
幼虫の食草は、ニレ科、カバノキ科のようです。これから産卵されたものがチョウとして発生してくるのは7~8月のようです。

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十二ヶ岳

2011-06-28 19:08:07 | 富士・御坂・天子:中
2011年6月28日、十二ヶ岳に登ってきました。稜線から富士山と西湖が良く見えていました。

稜線からの富士山と西湖

この時期の山頂周辺では、シロバナフウリンツツジとナナカマドの花が目立ちました、シロバナフウリンツツジは花冠がたくさん落ちて登山道を敷きつめていました。
シロバナフウリンツツジ
ナナカマド

先週24日金曜日に御坂山地の新道峠近くで見かけた木の枝からぶら下がった白っぽい花をマメグミかと思いましたが、昨日三ツ峠山頂近くでも見かけ、今日また十二ヶ岳から節刀ヶ岳への稜線でも見かけました。図鑑で調べてみるとどうもマメグミではなさそうです。

十二ヶ岳稜線で見つけたグミの花
御坂山地新道峠で見つけたグミの花

山渓ハンディ図鑑「樹に咲く花 離弁花②」を参照し、比較ポイントを記述すると、

マメグミ
観察ポイントは箱根山地、丹沢山地、富士山、身延山など
花期は6~7月で、花は葉腋に1~3個垂れさがってつく
葉の表面には銀色~淡褐色の鱗状毛がやや密生する、裏面には銀色の鱗状毛が密生し、赤褐色の鱗状毛が散在する

ハコネグミ
観察ポイントは箱根山地、丹沢山地、富士山、御坂山地など
花期は5~6月で、花は葉腋に1個ずつつく
葉の表面には淡黄褐色の星状毛が密生する、裏面には銀色の鱗状毛が密生し、淡黄褐色の星状毛がまじる

ニッコウナツグミ
観察ポイントは日光、軽井沢、八ヶ岳山麓、三ツ峠山など
花期は6~7月で、花は葉腋に1~3個垂れ下ってつく
葉の表面には淡黄褐色の星状毛があり、銀色の鱗状毛がすこしまじる、裏面には銀色の鱗状毛が密生し、淡褐色の鱗状毛がまばらにある

そこで、同定するためには、葉の表面と裏面の毛の状態を調べてみる必要があるとわかり、葉っぱを1枚いただいて帰り、60倍の拡大鏡で覗いてみました。

葉の表面を見てみると星状毛が密生していました。また表面全体をなぞってみると銀色の鱗状毛もありました。次に裏面を見ると銀色の鱗状毛が密生していました。淡褐色の鱗状毛もまばらにまじっていました。

写真で見てわかるように、花は葉腋に2,3個ついてもいましたので、ニッコウナツグミだと判明しました。

今日、十二ヶ岳で見たのはニッコウナツグミだとわかりましたが、新道峠や三ツ峠山で見たものがすべて同じニッコウナツグミかどうかはわかりません。折を見て調べてみることにします。

ところで、花は一見すると筒状花に見えますが、これはガクで、グミ科は花弁のない離弁花です。

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スズラン峠から新道峠

2011-06-26 14:40:03 | 富士・御坂・天子:中
2011年6月24日、芦川のスズラン群生地からスズラン峠へと登り、新道峠峠へと回ってスズラン群生地まで下りました。

5月27~29日にスズラン群生地で行われたスズラン祭で、仲間の数名で案内人をしました。その時にスズランの時期が終わった後に訪れてみたいと思っていましたので、案内人をした仲間と一緒にスズラン群生地を訪れ、黒岳まで登る予定でした。
花の観察をしながら気持ちのよい登山道をゆっくり登ったので、下山時間を考えてスズラン峠から新道峠へと回ることにしました。

スズラン群生地の中は、アヤメ、グンナイフウロ、ヤマオダマキ、クサタチバナが咲き始めていました。登山道や稜線では、コゴメウツギ、ニシキウツギ、ベニバナノツクバネウツギ、ヤマツツジ、サラサドウダンなどが咲いていました。登山道の沢筋の湿った所にはツルシロカネソウとヤマクワガタが見られ、また稜線ではグンナイフウロがたくさん咲いていました。

アヤメ
ヤマオダマキ
クサタチバナ
ニシキウツギ
ベニバナノツクバネウツギ
サラサドウダン
ツルシロカネソウ
ヤマクワガタ
グンナイフウロ
富士山とヤマザクラ

スズラン峠から破風山を越えて新道峠へと下る稜線上には数か所展望のよい場所があり、そこで富士山を眺めながら、目の前のアヤメとヤマツツジを観賞しながら遅い昼食をとりました。

いったん家に戻ってから、八代町の江戸屋さんで夕食会をもったところ、食事が終わるころの8時過ぎになって、江戸屋さんが奈良原のホタルの里にホタルを見に連れて行ってくれました。
奈良原のホタルは養殖したものではなく、田んぼに農薬を使用しないで環境をきれいに保全したことでホタルが増えたようです。ヘイケボタルとゲンジボタルの両種類が生息していて、時間帯を変えて山の中から、水を張った田んぼの上へと舞い出てくるといったホタルの競演を楽しむことができました。

しばらく三ツ峠ネットワークの活動をメインにしていましたが、これを機会にてくてく登山の活動も再開したいと思います。

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台風の通り過ぎた後の三ツ峠

2010-11-01 11:11:01 | 富士・御坂・天子:中
2010年10月31日、台風14号の通り過ぎた後、まだ小雨が降り続いていましたが、三ツ峠に出かけてきました。

このような中で、遠方から来られて朝早く御坂の黒岳に登り、その後三ツ峠にも足を運ばれた方とお会いしましたが、聞くところによると、黒岳では、落ち葉と雨によるもやとで何度も道に迷いそうになったそうです。当初計画していた下山道はあきらめて、再び山頂に戻って登って、登ってきた道を引き返したそうです。案内標識を整備してほしいものだと感想を述べてました。

先日三ツ峠で、河口湖フィールドセンターのスタッフが、周辺の登山コースの確認をしていることを知りましたが、観光案内のポイントを調査するだけでなく、整備しなければならないことも現地調査してくれていることを願います。そのためには、第三者側の目線が必要だと思いますが。

登山道沿いに、つる性のヤマブドウ、マタタビ、サルナシといった木を見かけますが、実をみかけることは少ないのですが、1週間ほど前にはヤマブドウの実を、そしてこの日はサルナシの実を見つけました。

また、シジュウカラの仲間だと思いますが、アザミの実をつついばんでいる光景を目撃しました。雨が降っていたのでカメラはザックの中にしまったままで、残念ながらシャッターチャンスは逃してしまいました。

今月上旬に西湖近くのコウモリ穴を見学に行ったとき、入口近くで、手のひらにヒマワリの種を乗せて、ヤマガラが食べにくるのを待っている光景を見ました。ヤマガラは手名付けることができるとは知っていましたが、実際ヤマガラに手のひらの種を食べさせるのに3年ほどかかったようです。
手のひらに飛んできたヤマガラ

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中村光吉・平松久美夫二人展

2010-10-02 11:23:24 | アウトドア雑記
昨日より、元麻布ギャラリーで開催されている中村光吉氏の油彩展示作品について、氏の了解を得て掲載させていただきましたが、実物を見ていただく方が良いかと思いますので、作品に興味をもたれた方は、ぜひ会場まで出かけてみてください。

中村光吉氏の作品展示1


中村光吉氏の作品展示2


中村光吉氏の作品展示3


中村さんの作品には、富士山やアンコール遺跡の作品が多く見られますが、今回は金峰山の五丈岩や甲斐駒ケ岳なども描かれています。ご自身が描きたいと思われた対象から伝わってくるエネルギー的なものを表現されているように思います。どのように表現し、それをまた見る人にどのように感じてもらえるかということが、写真だけでなく油彩を愉しまれている理由のように思われます。

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元麻布ギャラリーの二人展「富士山とヒマラヤの饗宴」

2010-09-30 20:07:29 | アウトドア雑記
2010年10月1日(金)から10月7日(木)にかけて、東京の元麻布ギャラリーにて、中村光吉・平松久美夫二人展が開催されます。

お二人の出展作品のうち案内状にありました1作ずつを、お二人が所属する白い峰・JACの会長である山岳写真家・白旗史朗氏が案内状に寄せた言葉を添えて、ご了解をいただき掲載させてもらいました。

富士山とヒマラヤの饗宴
個性豊かな画風に依って表現された富士山
山への情熱をヒマラヤに賭けたひとりの男
絵画と写真のみごとなハーモニーが初めて一堂に会して いまここに公開される。
中村光吉VS平松久美夫のコンビが放つ話題展 必見の迫力!
                       ――― 山岳写真家・白旗史朗 ―――

中村光吉氏の油彩「洋々と」


平松久美夫氏の写真「朝日に輝くマスナル」


中村光吉氏は、写真だけでなく油彩をたしなみ、富士山をはじめ、アンコール遺跡などの作品もあります。
奥秩父・金峰山の五丈岩を描いてみたいと言われ、昨年の秋に金峰山まで一緒に出かけて来ましたが、今年2作品を手掛けたということで完成するのが楽しみでした。

平松久美夫氏は中村氏とは白い峰の会の写真仲間ということで、今回は二人展を開催することになったそうです。
平松氏はヒマラヤの写真を撮るため何度となく現地を訪れ、1000キロ近く歩き回ったように言われておりますが、それをどのように写真におさめてきたのか、興味深いものがあります。

元麻布ギャラリーの住所は東京都港区元麻布3-12-3、電話番号は03-3796-5564です。
案内図も添えておきますので、足を運んでみてください。

日比谷線、大江戸線の六本木駅3番出口より徒歩10分
大江戸線の麻布十番駅駅7番出口より徒歩5分
南北線の麻布十番駅4番出口より徒歩5分

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