2012年5月16日、十二ヶ岳に登ってきました。クモイコザクラとアカバナヒメイワカガミの開花状況を確認するためです。
河口湖北岸の大石公園方面から若彦トンネル方面へと向かい、トンネルの少し手前から大石プチペンション村入口の先、奥川に沿って続く砂防工事用林道を上っていくと、大石峠登山口があります。
この付近の林道の空き地に車を置いて、小1時間ほど林道を歩きます。林道わきには、キケマン、ムラサキケマン、エイザンスミレ、シコクスミレ、ミツバコンロンソウ、オオバタネツケバナ、ツルキンバイ、ワチガイソウ、ミヤマエンレイソウなどが咲いていました。
ミツバコンロンソウ
オオバタネツケバナ
ツルキンバイ
ワチガイソウ
林道終点の砂防ダムからは河口湖が見えていました。工事作業者用の小屋には数人の人がおりましたが、登山道沿いにあったモノレール車は撤去され、登山道にはピンクテープの目印がついていましたので、斜面の崩落防止工事は終わり登山道として使えるようにしてくれてありました。
この登山道を上っていくと十二ヶ岳北側稜線に上ることができます。ミヤマハコベ、ヤマエンゴサク、フタバアオイといったものを見つけました。
ミヤマハコベ
ヤマエンゴサク
フタバアオイ
稜線に出たとこで北に向かえば金山を経て節刀ヶ岳と行けますが、南に進むんで十二ヶ岳に向かいます。ハシゴや鎖場がありますが、岩場からの展望はすばらしく、ヒメイチゲ、ヒメスミレサイシン、クモイコザクラが咲いていました。アカバナヒメイワカガミはやっと蕾を付け始めたところで開花はまだまだのようでした。
富士山と西湖
ヒメイチゲ
クモイコザクラ
十二ヶ岳山頂では、マメザクラとウメウツギが咲いていました。このウメウツギは、写真を撮った時には名前が分からず、後で図書館で調べてやっとわかりました。ウツギの仲間ですが、総状花序を出さず、葉腋に1個ずつ下向きに白い花をつけます。
ウメウツギの花
花をアップで
山頂で出会った登山客は皆さん毛無山経由で上ってこられるので、アカバナヒメイワカガミが咲いていなかったか尋ねてみると、やはり1ヶ所でだけ見かけたと教えてくれました。十一ヶ岳から十二ヶ岳へと吊り橋を渡りガレ場を上るところにいち早くアカバナヒメイワカガミが咲く株があるので、行って確認してみることにしました。
アカバナヒメイワカガミ
このまま毛無山へと進み、大石プチペンション村へと下りることもできますが、今日は上って来た道を往復することにしていましたので、引き返して十二ヶ岳に戻ってお弁当を食べていると、登山ツアーの団体さんが上ってきました。
この団体さんの後をついて歩き、皆さんは鬼ヶ岳~雪頭ヶ岳から西湖の根場いやしの里へと下るよいうことなので、稜線の分岐で分かれて、一人奥川の林道へと下って、大石峠登山口まで林道を歩いて戻りました。稜線には新たに分岐標識も取り付けられていて、金山~節刀ヶ岳から大石峠を経て登山口に回ることもできますので、この登山道を使う人が増えるかもしれません。
河口湖北岸の大石公園方面から若彦トンネル方面へと向かい、トンネルの少し手前から大石プチペンション村入口の先、奥川に沿って続く砂防工事用林道を上っていくと、大石峠登山口があります。
この付近の林道の空き地に車を置いて、小1時間ほど林道を歩きます。林道わきには、キケマン、ムラサキケマン、エイザンスミレ、シコクスミレ、ミツバコンロンソウ、オオバタネツケバナ、ツルキンバイ、ワチガイソウ、ミヤマエンレイソウなどが咲いていました。




林道終点の砂防ダムからは河口湖が見えていました。工事作業者用の小屋には数人の人がおりましたが、登山道沿いにあったモノレール車は撤去され、登山道にはピンクテープの目印がついていましたので、斜面の崩落防止工事は終わり登山道として使えるようにしてくれてありました。
この登山道を上っていくと十二ヶ岳北側稜線に上ることができます。ミヤマハコベ、ヤマエンゴサク、フタバアオイといったものを見つけました。



稜線に出たとこで北に向かえば金山を経て節刀ヶ岳と行けますが、南に進むんで十二ヶ岳に向かいます。ハシゴや鎖場がありますが、岩場からの展望はすばらしく、ヒメイチゲ、ヒメスミレサイシン、クモイコザクラが咲いていました。アカバナヒメイワカガミはやっと蕾を付け始めたところで開花はまだまだのようでした。



十二ヶ岳山頂では、マメザクラとウメウツギが咲いていました。このウメウツギは、写真を撮った時には名前が分からず、後で図書館で調べてやっとわかりました。ウツギの仲間ですが、総状花序を出さず、葉腋に1個ずつ下向きに白い花をつけます。


山頂で出会った登山客は皆さん毛無山経由で上ってこられるので、アカバナヒメイワカガミが咲いていなかったか尋ねてみると、やはり1ヶ所でだけ見かけたと教えてくれました。十一ヶ岳から十二ヶ岳へと吊り橋を渡りガレ場を上るところにいち早くアカバナヒメイワカガミが咲く株があるので、行って確認してみることにしました。

このまま毛無山へと進み、大石プチペンション村へと下りることもできますが、今日は上って来た道を往復することにしていましたので、引き返して十二ヶ岳に戻ってお弁当を食べていると、登山ツアーの団体さんが上ってきました。
この団体さんの後をついて歩き、皆さんは鬼ヶ岳~雪頭ヶ岳から西湖の根場いやしの里へと下るよいうことなので、稜線の分岐で分かれて、一人奥川の林道へと下って、大石峠登山口まで林道を歩いて戻りました。稜線には新たに分岐標識も取り付けられていて、金山~節刀ヶ岳から大石峠を経て登山口に回ることもできますので、この登山道を使う人が増えるかもしれません。