タイトルに惹かれて購入。しかし時間がなかったもので、あらすじをほとんど見ずに買ってしまいました。なんの前情報もなく、いざ読んだ結果は、吉と出るか凶と出るか。
以下ネタバレ。
覆面作家とありますが、書いたのは学生ではないですか?この厨二病の拗らせ具合は学生特有のものかと。いやそうでなければ、これが大の大人が書いているのであれば、それはちょっと笑えてくる。
まず出だしがチープですよね。クラスメイト一人一人を説明していく様子。ご丁寧にモブキャラまで名前を出して説明してくれるんですから。
散々クラスメイトを罵った挙句、本人は美人ときた。しかもショートカットで細身の近寄りがたいクールな美人だと。ありきたりな漫画かなにかにありがちな設定で思わず苦笑。
中盤の星村先生に対する生徒の侮辱具合がこれはもう清々しいほどでした。読んでいる分には面白いですが、もしこんな光景が存在するならばそれは異常ですね。しかもそこまで長々とあの質疑応答は必要でしたかね?
学生であれば誰しもみんな厨二病の時代はあると思います。無駄に死にたがったり、殺したがったり。どうやって死ぬのが一番良いだろう、誰を殺すのが一番良いだろう、なんて考えること自体は異常なことではありません。読んでいて懐かしさすら感じました。
しかし、ですよ。しかし彼女たち高校生ですよね。まして高校三年生ですよね。いい加減厨二病から卒業する年齢でしょうよ。そんな精神年齢で大学生になられたらたまったもんじゃない。
なんですか、ファンタスティック・4って、薄ら寒い名前は。死ぬのも25歳とか、後何年あるんですか。その間ずっとブログ書いてるんですか。アナウンサーになれるかも分からないのに?
美和に下剤を仕込んで笑う位なら、てめーが華々しく死んでから言えっての。
それにしても、美和が可哀想でもありますよ。彼女が義父にレイプされて、弟を殺されたことは紛れもなく事実なわけですよ。そんな過去を持っていたら、クラスメイト全員を見下したくなる気持ちも分かります。弟のユウちゃんを夢想して、それを拠り所にする気持ちも分かります。だからと言って罪もない人たちを殺していいことには勿論なりませんが。
それを、駒だと思っていた安子に裏切られ、あろうことか大衆の面前で大便を漏らすなんて。そりゃあ学校にも行けませんよね。
しかしもし安子がくれたものが本当に毒薬だとしたら、美和は大量殺人犯になっていたわけですから、それはまあ、良かったのかも知れません。彼女が今後も生きていればの話ですが。
主人公フェードアウトで終了してしまいましたが、結局美和はどうなったのでしょうか。刑期を終えた義父が出所してきて一緒に住むなんて、その前に誰かを殺して自分も死にたくなるのも無理ありません。いや、だったら母親をまず殺すか。いや違う、高校三年生ともなれば、他にいくらでも方法はあるはずか。それをしないのは、やはり甘えでしょうね。
一つ、かなり納得がいかないところがあります。
戸塚原のお兄さんは死んでいるのですか?生きているのですか?
"三年前にこんな風に熱を出したときは兄さんはまだお墓には入っていなかったんだなあ"とありますが、後半お兄さんと家族が普通に話しているシーンがあります。一体どういうことですか。
私の読みが足りないのかと思い、何度も読み直しましたが、答えはありませんでした。戸塚原だけがお兄さんの幻影を見ているのかとも思いましたが、家族も会話しているというのは何事か。答えがないことに必然性も感じません。それじゃああの星村先生の本と同じじゃないですか。回収できなち伏線を書かないで頂きたい。
以下ネタバレ。
覆面作家とありますが、書いたのは学生ではないですか?この厨二病の拗らせ具合は学生特有のものかと。いやそうでなければ、これが大の大人が書いているのであれば、それはちょっと笑えてくる。
まず出だしがチープですよね。クラスメイト一人一人を説明していく様子。ご丁寧にモブキャラまで名前を出して説明してくれるんですから。
散々クラスメイトを罵った挙句、本人は美人ときた。しかもショートカットで細身の近寄りがたいクールな美人だと。ありきたりな漫画かなにかにありがちな設定で思わず苦笑。
中盤の星村先生に対する生徒の侮辱具合がこれはもう清々しいほどでした。読んでいる分には面白いですが、もしこんな光景が存在するならばそれは異常ですね。しかもそこまで長々とあの質疑応答は必要でしたかね?
学生であれば誰しもみんな厨二病の時代はあると思います。無駄に死にたがったり、殺したがったり。どうやって死ぬのが一番良いだろう、誰を殺すのが一番良いだろう、なんて考えること自体は異常なことではありません。読んでいて懐かしさすら感じました。
しかし、ですよ。しかし彼女たち高校生ですよね。まして高校三年生ですよね。いい加減厨二病から卒業する年齢でしょうよ。そんな精神年齢で大学生になられたらたまったもんじゃない。
なんですか、ファンタスティック・4って、薄ら寒い名前は。死ぬのも25歳とか、後何年あるんですか。その間ずっとブログ書いてるんですか。アナウンサーになれるかも分からないのに?
美和に下剤を仕込んで笑う位なら、てめーが華々しく死んでから言えっての。
それにしても、美和が可哀想でもありますよ。彼女が義父にレイプされて、弟を殺されたことは紛れもなく事実なわけですよ。そんな過去を持っていたら、クラスメイト全員を見下したくなる気持ちも分かります。弟のユウちゃんを夢想して、それを拠り所にする気持ちも分かります。だからと言って罪もない人たちを殺していいことには勿論なりませんが。
それを、駒だと思っていた安子に裏切られ、あろうことか大衆の面前で大便を漏らすなんて。そりゃあ学校にも行けませんよね。
しかしもし安子がくれたものが本当に毒薬だとしたら、美和は大量殺人犯になっていたわけですから、それはまあ、良かったのかも知れません。彼女が今後も生きていればの話ですが。
主人公フェードアウトで終了してしまいましたが、結局美和はどうなったのでしょうか。刑期を終えた義父が出所してきて一緒に住むなんて、その前に誰かを殺して自分も死にたくなるのも無理ありません。いや、だったら母親をまず殺すか。いや違う、高校三年生ともなれば、他にいくらでも方法はあるはずか。それをしないのは、やはり甘えでしょうね。
一つ、かなり納得がいかないところがあります。
戸塚原のお兄さんは死んでいるのですか?生きているのですか?
"三年前にこんな風に熱を出したときは兄さんはまだお墓には入っていなかったんだなあ"とありますが、後半お兄さんと家族が普通に話しているシーンがあります。一体どういうことですか。
私の読みが足りないのかと思い、何度も読み直しましたが、答えはありませんでした。戸塚原だけがお兄さんの幻影を見ているのかとも思いましたが、家族も会話しているというのは何事か。答えがないことに必然性も感じません。それじゃああの星村先生の本と同じじゃないですか。回収できなち伏線を書かないで頂きたい。
私はこういう人間いるよなあわかるわかると思って読んでましたので、これを厨二病で片付けるのはどうかと。作中でも斜に構えてる美和が主人公なわけですし、作者さんもそのへんは分かってるんじゃないんですかね?
確かに中二病でしたが(笑)
…というか、
結婚は墓場に気づけていないのが驚きです。