W-ZERO3 Hybrid W-SIM GSMモジュール 「CM-G100」を中国で使ってみた

2010-05-09 16:53:57 | 雑記
放置に放置を重ねておりましたが、久しぶりのブログ更新です。

さて、W-ZERO3ハイブリッドのGSMモジュールが先日ようやく発売されましたので早速購入し、中国で使ってみました。本来はハイブリ本体と同時に発売されるはずであったものが、「今春」に延期となり、ピヨり状態にあるウィルコムのこと、「これはもう出ぇへんかもしれんな」と諦めかけておりましたが、よくやってくれました。こんなことでもウィルコムユーザーは素直に喜ばなければなりませんな。

価格は9,800円で、安いのやら高いのやらわかりませんが、ポイントが3,000円強貯まっておりましたので、6,000円ちょっとで買えました。ウィルコム存続の為にも、これくらいは払うことにしましょう。

さて、本体は写真のような形をしています。これを国内のPHSを使うためのW-SIMと入れ替えるわけですが、それだけではダメで、さらに現地のGSM方式のSIMカードが必要とのことですので、私は「中国連通(China Unicom)」のお店に行ってまいりました。(都市は首都近隣)

私も中国語はそれほど話せるわけではありませんが、熱意があれば何とかなるもの。とにかく店員のお姉さんに「GSM」「SIMカード(中国語では“SIMカー”)」と伝えたところ、何とか理解されたようで、「そこに書いてある電話番号から好きなものを選べ」と言われ、適当に選びます。その後、料金体系表からデータ通信が含まれたコースを選択します。漢字ばかりですが、数字を見れば、通話50分、SMS500件、データ通信10メガバイトとか書いてあるのがわかりますから、ここも何とかなると思います。私は、月額30元+着信番号表示5元/月のコースを選択しました。カードには「如意通」と表示されています。

その後、「パスポートを見せろ」と言われますので、おとなしく渡せばお姉さんがコピーを取って、それで完了。ただし、中国連通はSIMカードにお金をチャージしてから使う必要がありますので、別の窓口で入金しておきます。(ちなみに購入した時点で30元払うと90元分の通話ができる、というキャンペーンをやっていましたので、私はそれを購入しました)

これでようやく必要なものがそろいましたので、早速ハイブリに購入してきたSIMカードを挿します。ちなみに挿す場所は3Gカードの隣の空きのところです。

電源を入れると、上段のところに「G」という文字と、その横に通信状態を示す棒が表示されます。これで、通話とSMSはできる状態になっていますが、データ通信をするためには、接続設定が必要です。

W-SIMで新しい接続を作成し、ダイヤル番号を「uninet」、ユーザー名とパスワードはどちらも「guest」でオーケー。これで、データ通信をするときに、自動で接続されるようになりました。

通信スピードは3Gと比べるとかなりのんびりめですが、私はメール中心の使い方ですので、とりあえずは問題なさそうです。ちなみに中国連通は3Gサービス(“wo”とかいうブランドみたいです)もやっていますから、その気になれば3GのFOMAカードの代わりに挿せば使えると思われます。私はやっていないのでわかりませんが。

ともあれ、意外とすんなりと接続できるようになり、現地での安価な料金での通話、日本語でのメール、SMSができる環境ができあがりました。皆様の参考になれば幸いです。


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1 コメント

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Unknown (HW3)
2010-05-11 17:15:40
貴重な情報、ありがとうございました。
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