流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

円筒型ケーシングのフランシス水車発電機

2016年07月07日 | 再生可能エネルギー発電タービン

円筒型ケーシングのフランシス水車発電機を据え付けた写真です。

発電出力は15KWです。

特徴は、フランシス水車に一般的に使われる渦巻きケーシングではなく円筒型のケーシングを採用することで製作費を抑え、納期も短縮することが出来ます。

渦巻きケーシングを円筒型ケーシングとしても効率の低下は数%に収まりますので小型水力では円筒型ケーシングは圧倒的に有利です。

次図のように流量調整用の手動ガイドベーン操作機構を有し、有効落差を一定に保つことが出来ます。

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