流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

速度複式2段衝動蒸気タービンの設計例

2016年09月15日 | 流体機械設計

速度複式でそれが更に2段の衝動蒸気タービンの設計例です。

タービン入口蒸気が40気圧ぐらいあるため、3600rpm発電機とタービンを直結するためにはタービンブレードの回転数を低速とする必要があり、直径が大きく周速度係数が低い速度複式タービンをさらに2段として発電機に直結できるように設計しています。

速度複式タービンは現在ではロケットターボポンプに使われるぐらいであまり主流ではありませんが、用途によっては今回のように使われます。

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