流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

小型蒸気タービン発電用タービンの概念図

2010年04月05日 | 再生可能エネルギー発電タービン

太陽熱などの自然エネルギーを使い水蒸気を発生させ、小型の蒸気タービンで発電を行う場合の出力10KW以下ぐらいの蒸気タービンの概念形状は次のようになります。

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回転数は数万回転と速くなりますが、高速発電機を軸直結で用いるとしてコンパクトな蒸気タービン発電機となりそうです。

効率を確保してなるべく回転数は落とす為に、衝動単段の軸流タービンを使い、蒸気ノズルは1か所又は2か所で末広ノズルにて毎秒数百メーターの蒸気噴流をタービン翼が受けることとなるでしょう。

出来たらタービン排気側に凝縮装置があればタービンの動力を相当に増やせて良いのですが、設備が高価になりすぎる為実現は予算次第と言えそうです。

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