雑居空間
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 大分前に購入した「The Emerald Pirate」をプレイ。お盆なので出先で読んでいたんですけど、こういうときはやっぱりキャラクターシートのいらないゲームブックが重宝しますね。

 物語はエイリアンと戦う秘密組織F.E.A.R.(Fiting Evil, Always Ready)にスカウトされた少年が300年前にタイムトラベルして、海賊に化けているエイリアン・Tritonから、Santa Dianaの町を守るために戦うというもの。ゲーム開始時点で具体的に何をどうすればいいのかイメージが湧かないのが辛いところですが、あんまり細かいことを考える必要もないでしょう。

 フローチャートも書こうとしたのですが、ざっと書いたらパラグラフの総数が足りず、しかも重複して書いてしまったものもあり、ちょっと公開は断念。選択肢の中には「○○を持っていたら」とか「○○と出会っていたら」とかフラグが立っていないと選択できないものもあるのですが、プレイしているときには適当に読み飛ばしてしまっていたような気もします。実はそれで「あれ? こいつ知り合いみたいな顔してるけど、誰だっけ」みたいなこともありました。いかんなぁ。

 子供向けなためか、バッドエンドでも主人公が死んだりせずに任務不遂行という感じでまとめられていました。また逆に、当面のTritonの野望は阻止したものの、逆襲の余地を残してしまった場合にもバッドエンドになってしまいます。
 バッドエンドの場合、最後に「go back to 1」と書かれて初めからプレイすることを促されるのですが、1箇所だけその表示がないバッドエンドがあります。他のエンドでは上司であるColonel Strongが悲しそうな顔をしているのに対して、このエンドでは笑って主人公を迎えてくれます。要するに主人公はミスを犯しているのに周りが気付かず、再挑戦の機会が与えられないのです。みんなが喜んでいる裏で事態は悪い方へと向っているわけで、これはなかなか地味に怖い終わり方だと思います。

 「SCREAM SHOP」のシリーズと比べれば、物語はより低年齢向けでしょうか。しかし、パラグラフ数が多く、フラグを立てつつ進めなくてはいけない構造を有していることから、パズル性はこちらの方が高いと思います。
 「F.E.A.R.」の他のシリーズは購入するかどうか考慮中です。ま、とりあえず買っておいてもいいかもしれませんけどね。


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