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 「Heroes of Might and Magic II 」のローランドキャンペーン・シナリオ4「カレーター鉱山の死闘!」をプレイしました。



シナリオ4・「カレーター鉱山の死闘!」

 資源と宝をかけて、同盟によって結ばれた4つの敵軍との、全面戦争が始まろうとしている。
 敵の城を全て攻略すれば君の勝利だ。

 この激戦を勝ち抜け!


 シナリオ3でドワーフとの同盟を成立させたところで、改めて鉱物資源が多く産出されるカレーターへと進軍して行きます。
 シナリオ前選択は、ウィザード、ソーサレス、ナイトのおなじみの3者。おそらくこのシナリオはドワーフ大活躍になる可能性が高いので、シナリオ3に引き続きソーサレスを選択します。

 「この地方は豊富な資源に恵まれている。探索せよ。だが、無防備なまま放置された城はすぐに陥落するので、十分な注意が必要だ」というローランドからのメッセージと共にゲームスタート。
 こちらの本拠地はマップ西部。城の周辺には、エンロスの人民からの贈り物として、多くの金が置かれています。初めは勇者2人体制で探索を進めていったのですが、探索範囲が思いのほか広くなりそうだったので、途中から3人目を投入します。
 東部に山があるので、2人を南へ、残りの1人を北へと派遣します。マップ上にはドワーフの同盟を前提としているかのように、中立のドワーフが沢山配置されていますので、片っ端から声をかけて仲間にしていきます。
 マップの南方に黄色のナイトの城を発見。こちらのソーサレスは初期装備のスプライト&ドワーフ、それに途中で仲間にしたドワーフとバトルドワーフのみという編成でしたが、敵もソードマンクラスまでしかいなかったので、ドワーフの物量で押しつぶすことに成功します。中立のドワーフは一瞬で数十人も加わるので、特に敵の戦力もあまり整っていない序盤に於いては、心強い戦力となりました。アーチバルドキャンペーンで同盟を組むことができるオーガーと比べてドワーフは弱いかと思っていたのですが、その代わりにドワーフの方が数が多いので、有用さという意味では互角かもしれません。

 しかしここから乱戦模様になってきました。黄色の奥からはオレンジの、多分バーバリアンの勇者が、北の方からは緑の、多分ウォーロックの勇者が襲来してきます。複数の勇者があちこちに出没して、ちょっと対応が大変です。オレンジの勇者はなぜか北の方からも出現してきたし、一体、本拠地どこにあんねん。
 北の方には赤の勇者も混じってきて実にカラフル。敵の軍勢はそれほど強力ではないものの、いかんせん勇者の数が多いので、ソーサレス軍を集めてなんとか対処はできたのですが、追いかけっこに忙殺されて探索が全然はかどりません。
 一方の南部にはオレンジと緑の勇者が定期的に巡回。こちらはナイトの軍勢で立ち向かうものの、敵の数が多いので、近隣の鉱山を荒らしまわられてしまいます。南西にあった町も奪取されてしまいました(もともと中立で城も建っていなかったので、あんまり重視していなかったのです)。

 このまま防戦一方では埒が明かないので、こちらからも攻めて行くことにします。東に進んだナイト軍が、南東の隅にオレンジのバーバリアンの城を発見。オレンジの本拠地はここだったのか。なんで北西の隅まで進出していたんだろう。敵は案外強くて偵察部隊では勝てなかったものの、他のナイトの軍勢も集結させてバーバリアンの城を落とすことに成功します。その分だけ手薄になったナイトの城が落とされかけますが、慌てて引き返してきて防衛に成功。オレンジは南西の開発が進んでいない城のみになったので勢いがかなり衰え、南部戦線はどうやら落ち着いたようです。

 ほぼ同時進行でしたが、今度は北。ソーサレスの主力部隊を率いて北方へ進み、赤のネクロマンサーの城を発見したので一気に落としてしまいました。赤軍は他にも中立の町を落としていたので少し粘りを見せましたが、然程問題なく赤の滅亡に成功します。
 今回は早々にフェニックスの生産に踏み切ったのが正解でしたね。今まであまり強いとは思えなかったフェニックスなのですが、打たれ弱いので強いユニットには弱いものの、弱いユニットに対してはかなり強いということを確認することができました。資源が足りなかったのか、それとも元々そういう思考アルゴリズムになっているのか、敵は各クラス最強のユニットを全然繰り出してきませんでしたので、私だけフェニックスを使用したのは、まるでレギュレーションに違反しているみたいな感じでした。

 マップ中央に位置する山には、幾つかの鉱山と、なぜかドラゴンが棲んでいる中立のナイトの城があります。が、敢えてドラゴン退治をする余裕も戦略的な意味も無いので、ここは放置。
 北から南から同時進行でマップ東部に進行し、緑のウォーロックの城を発見。タッチの差でナイトの軍勢が緑のウォーロックの城を落とし、緑は滅亡します。
 最後に残ったのは南西に陣取っていたオレンジ。この城も、緑を攻めていた主力が引き返すまでもなく、新たに雇った新人ソーサレスだけで陥落。結構苦労しましたが、これでなんとかクリアです。



 かかった日数は50日。通算では209日。多方面で戦闘が勃発して慌しかったこともあって、もっと時間がかかったような気がしていたのですが、案外少ない日数で収まったようです。やっぱりこのゲーム、守り時と攻め時の判断が重要ですね。

 プレイヤーを含む5つの軍勢の本拠地を見ると、東西南北+南東という配置になっています。今回オレンジが各地を放浪していたのは、1人だけ領地が南東の隅でスペースが少なかったためだったのかもしれません。その結果として、最後まで生き残ることができたのですけどね。

 このシナリオのキーはやっぱりドワーフですね。施設の生産及び軍勢の雇用に金がかかるという単純な理由以外にも、週ごとに雇うことができる人数の最大数が決められていることもあって、軍勢を揃えるのはなかなか大変なのですが、ドワーフと同盟を結んでいれば、数十体のドワーフが無償で仲間になってくれます。これは特に序盤においてはとても強力です。今回はマップの探索にも手間を取られたので速攻といえるほどの速攻は決められませんでしたが、なるべく早い段階から仕掛けていくのが良いのではないかと思います。
 マップの隅などにも隠しキャラ的にドワーフが潜んでいたりするので、なるべく多く仲間に引き入れたいところですね。ただ、ドワーフとバトルドワーフとが混在しているので注意が必要です(一度だけ、枠に空きが無かったので、仲間になるはずのドワーフをみすみす逃したことがありました)。
 シナリオ3を経由せずにシナリオ4をプレイするのは……。かなり苦労することになりそうですね。



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