渋谷のど真ん中でMR2がお釈迦。

朝から少し擬音がしてた。
気になってスタンドでOILを観たら空っぽ。
あわてて単価の高いOILを選び3L入れた。
静かになったけど、まだほんの少し擬音が・・。
「しばらくするとOIL廻りますよ」スタンドの兄ぃちゃん。
そして、30分ほど走った六本木あたりで擬音が粋なり大音響に変わった。
いろんな、音も加わってきた・・・・走りにも異変が・・・・。
今にも停まりそうだけど、此処は渋滞の246,停まれば大渋滞を巻き起こす。
騙しだまし、アクセルとクラッチ操作で、なんとか擬音の少ない領域の回転数を探し切り抜ける。
路肩のない危険地帯を抜けオアシス的に見えたスタンドへ寄ったが邪魔扱い・・・・。
更に騙しだまし、六本木の２４６から渋谷駅を過ぎ山手通りのTOYOPETに漸く付いた。
その頃のエンジン音は「カタ・カタ・カタ・・」「キュルキュルキュル」擬音というより騒音。
トヨタのエンジニアも「廃車若しくはエンジンの載せ替えかオーバーホールで最低30万程度の修理費は掛かります。」
とあっさり・・・。
（要は、一度目の音がしてたときに、ピストンのリング飛んでたのね・・・・。それを年の功で騙しだまし乗ってたのだけどOILで安心して「OIL回そう回そう」とアクセル無理したらって感じ）
車を預け、とぼとぼと手荷物一杯で渋谷を放浪し、夜の打ち合わせ先六本木に。
落ち込みはその時までで、今は次何乗ろうか考えわくわく中！
しかし、昨日まで乗り続けるつもりで手を加え続けてた物が急になくなる瞬間って辛いもんだね。
いろな小物買って取り付けたり、調子の悪いところ治したり、いろいろ手加えたのに。
しかも、古い車だからOILランプも着かなかったしね。
安物買いも良し悪しだね。
一時期、「こんな事なら次は新車か」幸い此処はトヨタ、ハイブリットのハリアなら、将来家族が出来てもOKだし、出足も凄く良い上燃費が良い。
この上ないって感じて一時間程度頭の中で盛り上がったけど・・・・・。
500万もする車・・・。
車だけは、買った瞬間から資産価値が勢いを付けて落ちていく物。
多分、車程勢い付けて落ちる品物も他にないほど珍しい。
冷静になったところで、やはり、数十万の車を買い手を入れていくのが賢明。
日本の車は「壊れにくい」「レベルが高い」って世界で認められてるから、なかなか程度が良い。
(そんな国産で壊れにくい丈夫って定評のMR2のエンジン壊してる俺だけど・・）
それらの中からセンスの良いチューニングをすれば、なかなか快適で格好いい車になる。
今日からヤフオクだ！
此処で焦ると良い玉（極乗車）は手に入らない。
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