エール

日曜日は子供たちの母校、奈○中柔道部の三送会に参加させていただきました。家内と娘も一緒、息子は前日の自分の高校での三送会で久しぶりの柔道で身体が悲鳴をあげているとかでパス。まぁ今回の卒業生は息子と入れ代わりの代だから許してやりました。
今年の卒業生は男子三名。娘の一級下ですので入部の時から良く知っています。彼らは当時顧問だった田○先生の練習中の事故の件を知りながら入部し田○先生に教えを斯おうとしてくれた子達です。しかもこれからと言うときに先生を奪われても決して辞めなかった。後任の青○先生の元、実力も付けそして勉強も人一倍頑張ったまさに中学での柔道という部活のお手本のような三人でした。
真面目で一生懸命でユーモアも忘れずお互いが支え合って全うした柔道部生活。高校は見事三人とも志望校に合格、あっぱれの一言です。
三送会のクライマックスでの三人の挨拶の言葉は三人とも本当に中学生かと思わせるくらい立派なスピーチで、三人のお互いの心の吐露に思わず涙が込み上げました。
心残りと言えば三人とも黒帯を取らなかった事。実力は充分あるのに引退と同時に受験モードに突入したため、後輩が黒帯を取るなか、白帯での卒業と成りました。願わくば何とか黒帯だけは取らしてやりたい。高校で柔道を続ける続けないは本人の意志ですが、中学であれだけがんばった証としてこの三人には是非とも黒帯を絞めさせてやりたい、そう思います。
自分をしっかり持っている三人のこれからの人生に心からのエールを。
卒業おめでとう。これからもガンバレ、ガンバレ。