ゴロヴァンがツアー初優勝！（ボシュ・ロムチャンピオンシップ）

ツアーはクレーコートシーズンに突入。
米国フロリダ州で行われたボシュ・ロムチャンピオンシップで、19才のタティアナ・ゴロヴァンが、ツアー初優勝を飾った。

準々決勝でヴィーナス・ウィリアムスを、準決勝ではアナ・イバノビッチを破って決勝に進んできたゴロヴァン（ゴロビンという表記の方が多いのは承知。フランス人の選手なのでなるべくフランス語式にしたい、という勝手なこだわりです。）は、第1シードのナディア・ペトロワを相手に6-2,6-1で完勝。
4度目の決勝戦で、初めてのツアー優勝をつかんだ。

ゴロヴァンのコメント
「意識して攻撃的なテニスをした。特にフォアを打つときにね。彼女はそれをプレッシャーに感じていたようで、無理なショットが多くなり、ミスしていた。
今週ヴィーナスとアナに勝てたのが自信になった。特に、アナには今まで勝ったことがなかったから。
今日はナディアに勝つチャンスがあると思っていたし、自分にはそのための武器もあるとわかっていた。今日は自分のテニス人生で最良の日になった。」

ちなみにゴロヴァンが前回決勝まで進んだのは、昨年のシュトゥットガルトでの大会で、そのときは決勝でペトロワに敗れたそうなので、見事にリベンジ果たしたね。
で、その前の決勝進出は2005年秋の東京でのAIGオープン。負傷で途中棄権という悔しい結末。
ゴロヴァンの初の決勝進出はというと---マリア・シャラポワがウィンブルドンで初優勝する直前に優勝を飾った2004年のバーミンガムの大会。
マリアが優勝して自信をつけたであろう芝コートでの大会の決勝は、17才のシャラポワvs.16才のゴロヴァンだったんだよね。そこでもしゴロヴァンが勝っていたら、マリアの衝撃のウィンブルドン優勝はなかったかも！？

タティ、初優勝おめでとう!


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