たたたん、たたたん、たた短歌 題詠blog

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濡れた靴下

2010年12月19日 | 夜ぷち
12月19日放送 夜はぷちぷちケータイ短歌

企画テーマ「靴下」

ずぶ濡れの靴は脱げばよい ずぶ濡れの靴下は容易には脱げない
(石川美南さん選、放送外)


高校時代、片道25分の自転車通学でした。ですから雨の日、特に冬の雨の日は憂鬱でした。靴と靴下がびちょびちょになるのですが、靴下はなかなか脱げません。やっとのことで脱いでもなかなか乾きませんし、乾いてきた頃には濡れた靴を履いて帰るので、またもやびちょびちょになります。濡れた靴下と、容易には逃れられない気味悪さのようなものを重ねてみました。

石川美南さんに初めて採っていただきました。夜ぷちで石川美南さんが紹介される歌の雰囲気が好きだったので嬉しいです。当初は初句と第三句を「雨に濡れた」にしていたのですが、推敲で変更しました。

来週のテーマは「隠し事」。隠し事は、ふふふ、いっぱい・・・あるかなあ。今年最後の放送ですし、月間テーマ「ラジオ」とともに、頑張って投稿しようと思います。

2 コメント

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Unknown (一戸詩帆)
2010-12-19 22:30:07
こんばんは、お邪魔します。

たしかにずぶ濡れの靴下ってなかなか脱げないですね。
雨の中を走った後のゆううつな感触が蘇ります。
ことわざというか格言というか、何か含蓄ある言葉にも見えますね。

たたさんの短歌は意外なところを拾っていて面白いです。
ありがとうございます (たた)
2010-12-19 23:29:21
一戸さん、こんなところまで遊びに来て下さってありがとうございます!

面白いと言って頂いて、お恥ずかしい限りです。僕の場合は想像力が豊かではないので、実体験がベースになっていることが多いです。あと、一応理系の実験系ですので、観察が基本ということで。

今週は「靴下」からそれぞれの方の生き様のようなものが見えてきて面白かったです。五本指ソックスや、ルーズソックス。ルーズソックスがずぶ濡れになったら大変なことになるのでしょうね(笑)