タルタマブログ

垂玉の谷から新しい情報をお届け致します。

工事の状況

2017-05-11 | 日記

前回、前々回と地域の事を書きましたが、今回から垂玉温泉の現状を書こうと思います。

熊本地震から1年経ちました。

当館に続く道路は依然として不通のままです。工事も始まっていますが、現状ですとまだあと1年以上はかかる見通しです。

周辺の山や川の工事はまだ始まっていませんが県の方で今後復旧工事をする事は決定しています。

時間はまだまだかかりますが復旧箇所が多い南阿蘇村においてこうした工事を行なっていただけるのは大変ありがたい事だと感じています。

 

垂玉温泉の泉源、金龍の滝の滝壺の工事は現状ですとなかなか厳しい状況ではあります。

ただ、しっかりと温泉は湧いています。

温泉が流れている為、岩肌が茶色く変色しています。

 

G.W明けからこれまで通っていた南阿蘇登山道からの応急道路を本格的に工事するという事で9月まで完全に我々も通行止めとなります。

 

そんな中、昨年の夏以来ボランティアの方に入っていただける事になりました。

次回ご紹介させていただきます。


ナイトストロベリーツアーin南阿蘇

2017-05-11 | 日記

前回は南阿蘇村観光復興プロジェクト交流協議会の事を書きましたが、南阿蘇村で同じく旅館を営んでいる仲間と一つイベントを行った事をご紹介します。

ナイトストロベリーツアーin南阿蘇

南阿蘇の旅館 「心乃間間」さん、「竹楽亭」さん、「みな和」さんとイチゴ農園の「南阿蘇ふれあい農園」さん、お隣のお菓子屋さん「苺凛香」さんとのコラボ企画。

 

旅館での夕食のデザートのタイミングになったら・・・近くのイチゴ農園さんにお連れしてイチゴ狩りを愉しんでいただき、さらに苺凛香さんのオーナーによるお客様の為だけに準備するケーキを召し上がっていただくという内容でした。

 

「南阿蘇のプレミアムフライデー」という事で南阿蘇の素敵な旅館さんと、昼とはまた違った雰囲気の中でのイチゴ狩り、そして到着時に3つのメニューの中からお好みで選んでいただいてから準備するケーキの提供と参加の皆様にはゆっくりと南阿蘇の夜を愉しんでいただけたかな?と思います。

 

地震後、壊れてしまった物、出来なくなってしまった事はたくさんあると思いますが、私たちは村内のお店や農家さんなど新しい繋がりを得る事ができました。

そして何より今も元気に営業している素敵な旅館やお店、農家さんなど「食」の部分をもっともっとアピールしたいと思いました。

この繋がりを大切にして形にしていきたいと思います。

 

現在はまだ垂玉温泉としてファンの皆様や地域に何かこの場所で価値を提供する事はできなくなっていますが、自分自身が動いていく事で少しでも地域や観光の部分で汗をかく事で垂玉温泉を守っていく者としての役割の一つを果たして行ければと思います。

これからもどんどん新しい企画を考えていきます!


4.16南阿蘇村復興イベント

2017-05-11 | 日記

前回のブログから間が空いてしまいましたが、その後の事を書いていこうと思います。

 

熊本地震で被害の大きかった南阿蘇村の68の事業者が復旧、復興に向けて10月にグループを形成しました。

グループの名称は「南阿蘇村観光復興プロジェクト交流協議会」

その後22の事業者が加わり90の事業者によるグループとなりました。

旅館、ホテル、ペンション、レストラン、お土産屋さん、電気屋さん、床屋さん・・・

様々なお店が集まったグループです。

 

そしてこのグループで地震から1年後の2017年の4月16日に南阿蘇村のこれまでとこれからを映す映像作品を上映するイベントを開催しました。

イベントの内容や作品は協議会のfacebookページにUPしています。

https://www.facebook.com/minamiasogroup/

 

私も南阿蘇村観光復興プロジェクト交流協議会の一員として企業協賛、クラウドファンディングを担当し、イベントの成功に向けて動きました。

垂玉温泉のファンの皆様にもクラウドファンディングを通じご支援をいただきました。

 

2017年4月16日、熊本地震の本震からちょうど1年の日。

皆様のあたたかいご支援が形となり村民、関係者など1,200名を超える来場者が南阿蘇中学校体育館に集まりThe Day Project Meeting in 南阿蘇村 Vol.1 を開催する事ができました。

皆様から寄せられたたくさんのご支援とメッセージは私たちに前へ進む大きな力を与えてくださいました。

 

「南阿蘇村の今を残して伝えたい」

残すものは南阿蘇村の風景や村民の姿であると同時に、作品に込められた想い、地震後これまでにたくさんの皆様からご支援をいただいたという事、そしてそれらへの感謝の気持ちを残して伝えていかなければならないと改めて強く感じました。

 

私たちは今後も南阿蘇村の復興、そしてその先へ繋がるよう活動を続けて参ります。

引き続き皆様からのあたたかいご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

本当にありがとうございました。