タクオ的アレ

超主観的な立場で、複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ(笑)、文章にしていく画期的なもの。つまりは日記です。

次回はスパーランドだそうで

2007年01月28日 | Weblog
今日は今年初ライヴに行ってきた。
アロウズである。
何しろ、自分の昨年の新人王であるから、非常に楽しみであった。

入場前にセキュリティーチェックがあるということで、黒人が入り口に立っていた。
こいつにボディーチェックをさせるのかしゃんと思っていたら、
「踊りたいのかい?」
みたいなことを英語で聞かれて、
「イイイ、イェス。」
と一言返しましたとさ。

さて、今回の東名阪ツアー、名古屋はクアトロなのだが、東京も大阪もクアトロなのである。
通常、名古屋がクアトロならば、東京はAXとかリキッドとかだと思うのだが、そこは流石名古屋出身。
名古屋は集客が違いまっせ、ってなもんだろうか。
とか考えてたら、ほぼ満員。
しかも、年齢層高め。

10分押しぐらいで始まっただろうか。
ヴォーカルの竜二が服装からポーズからキメキメなのが、嬉し楽しい。
服装なんて、上下白のスーツなんかミュージシャンではチバユウスケ以来だぞ。
チバは違う意味で凄みを帯びていたが、竜二にはベリーマッチだった。

アクトの方は、評判通りの踊れて泣ける、素晴らしいものだった。
ちょっと、音が大きくなると割れていたのは残念だったけれども、演奏もしっかりしていてよかったと思う。
“ロックンロールダンシングガール”がインディー版収録のスーパーカー1stっぽいテイストだったのもライヴっぽくてよかったか。
あとは、やっぱり“ナイトコール”がクソ盛り上がった。

でも、アゲアゲだけじゃないのがアロウズのいいところで、バラードも沁みて泣けて素晴らしい!
“星空歩く地球ウォーク”が聴けなかったのは甚だ残念だったけどね。

結論としては、「名古屋にアロウズあり!」と声高に宣言して全く問題ないってことだね。


たまには競馬ネタを

2007年01月21日 | Weblog
いやらしい話だが、当たったもので。

今年は馬券を買うのが今日で2日目。
前回は、金杯の日であったが、「金杯で惨敗」となってしまった。

今日は“持ち場”の小倉千二で教科書どおりバクシンオーの単勝を獲った。
とりあえずプラスは確定である。

そして、平安Sで単勝と馬連を獲り、ホクホク顔である。
平安Sは2年連続で連荘期の格上げロベルトを本命にして当てたことになる。

平安Sは基本的に前残りのレースとなる。
そのため、去年のタガノゲルニカは先行できる馬だったのでもっと自信があったのだが、今年は差し馬なので、そこまでの自信は持てなかった。

でも、自分の中ではメイショウトウコン以外選択肢はあり得なかったので、しょうがない。
そんな中、運よく締まったペースになってくれたおかげで差してくれた。

トップガン産駒は燃え滾るものを持っていて好きだね。
守も今日はありがとう。


昨年は回収率が120%ぐらいだったので、今年もそれぐらいを目指してやっていきたい。

2006年その他各賞、並びにMVP!

2007年01月19日 | Weblog
まずは新人王。
コレは悩んだけど、the ARROWS!

アクモンはよいけどジャストじゃない、クラップは禿げ上がっている、
などの理由により、アロウズしか残らなかったのだ。

いやいや、そうじゃなくて、アロウズが素晴らしいのだ。

しかも、やっぱり名古屋出身だということは大きい。
名古屋は変なヒップホップの奴らは出てくるのに、まともなのがほぼ皆無という状況があったので、感慨も一入である。

アロウズにはこれからも愛を歌い続けて欲しい。



続いては、ベストDJ。
選出は、ハヤシヒロユキ!

ハヤシのDJはDJのやり方を根本から覆している。
最高である。

皆様も、一度は体験すべし。
ただ、関東とかジャパン系フェスに行かないと観れないところが難点。
また名古屋でもオールナイトでイベントやらんかしゃん。



MVPの前にもうひとつ。
何賞ってわけではないが、アジカンの活動について取り上げたい。

ロック飲みでも話題になったが、彼らのナノムゲンフェス並びに、ツアーは非常に挑戦的なものである。
アッシュにレンタルズに、結局出れなかったけどファウンテンズ・オブ・ウェインなどをブッキングしているのであるから。
日本人アーティストも、また別の価値観を提示しているバンドなんかを呼んでいるし。

明らかにアジカンの客に対して、壁を乗り越えて来いという意思を持っていることだろうと思う。
でも、それに気づいているのが後ろで腕を組んで観ている我々で、フロントエリアにいるキッズにとっては「どこ吹く風」状態なのである。

このままではいかんのである。
アジカンを孤軍奮闘させてはならんだろう、ジャパンさんよ。



さてさて、いよいよMVPでござる。
MVPは…、

髭(HiGE)

うん、もうこれしかいないのよ。
だってベストアルバム、ソングが1位で、ベストライヴが2位と3位なんだもん。

ただ、前回ほど自信満々に言ってのける感じではないかも。
やはり、それはジャパン的なものが邪魔しているのか。

髭にぬるいのはいらんよ。
今年も熱湯コマーシャルで突っ走ってもらいたい。

ベストアルバム2006&ベストギャップ賞2006

2007年01月18日 | Weblog
まずはベストアルバムから。

①「Peanuts Forever」(髭)
確かに、教典で教祖が指摘しているような微妙な点もあるとは思う。
だが、それだって、逆に考えれば、所謂「ジャパン的な人」を取り込むきっかけにはなったのではないだろうか。
とにかく、髭には名実ともに日本一のロックンロールバンドになってもらわなければ困るので、
そのステップとしてはアリなアルバムだと思うのである。
当然、駄作な訳もなく、髭らしさも見られるし、“せってん”はやはり素晴らしいと思うしね。
とはいえ、次は「どくをはきだせないくらいもった」作品を聴かせてほしい。
そして、日本のロックシーンを捻り上げてほしい。

②「Pieces Of People We Love」(The Rapture)
1stアルバムの、聴いてて気が狂いそうになる野蛮さや斬新さと引き換えに、
ナイスプロダクション&演奏力の向上?によりスムースなフィーリングを手に入れた作品。
これをよしとするかどうかだと思うが、個人的には好きなのである。
DFAを離れることがとにかく心配だったけど、見事に次のステージに進めてると思うしね。
問題は次の一手でしょう。
アバンギャルドにいってほしいな。

③「Sensuous」(Cornelius)
まずは、コーネリアスの専売特許とも言える徹底的な音響面でのこだわりに驚かされる。
その緻密さは圧倒的だ。ゾクゾクする。
さらには場面によって穏やかな感情になったり、アガったり、無邪気な部分を垣間見たりと、盛りだくさんである。
日本にこの才能が存在していることを、改めて誇るべきだろう。
ライヴも楽しみ。

④「Whatever People Say I Am,That's What I'm Not」(Arctic Monkeys)
今回のロック飲みの個人的裏テーマはアークティックモンキーズをいかに評価しないか、であった。
が、しかし、それでも4位。
他作品が全体的にぱっとしなかったのもあるが、それにしたってやっぱりよくできていらっしゃるわね、ということだ。
でも、ジャストじゃないのね。

⑤「Vision Valley」(The Vines)
とりあえずは、リリースに至ったことに対してだけでも賛辞をおくりたい。
内容はというと、ひたすらにリアルで暗い。
曲は激ヘビーだ。
でも、曲が短いこともあって意外と聴きやすい。
でもって、俺はヴァインズが大好きなのだ。

⑥「Scale」(Herbert)

⑦「大人」(東京事変)

⑧「ARROW HELLO WONDERFUL WORLD」(the ARROWS)

⑨「Clap Your Hands Say Yeah」(Clap Your Hands Say Yeah)

⑩「The Beaches」(Beaches)


次点
「Red Thread」(Keith)
「ON」(BOOM BOOM SATELLITES)
「Neo Punk」(Ultra Brain)
「Shine On」(JET)



続いてベストギャップ賞。
これは今回から新設された賞で、リリースされたアルバムが期待していたものとどれぐらいかけ離れていたかで順位をつける。
いい意味で裏切るか、はたまたその逆のパターンもあるわけだ。

①「ARROW HELLO WONDERFUL WORLD」(the ARROWS)
いい意味での超裏切り。
ついに名古屋からも信頼できるバンドが出てきたな、ということ。

①「Waterloo To Anywhere」(Dirty Pretty Things)
これはアカン。
やっぱりリバはピーターがおってナンボなんだと痛感させられてしまった1枚。
シングル1曲のみはまずまず。

③「Neo Punk」(Ultra Brain)
文字通りの「ネオパンク」を展開させている素晴らしいアルバム。
しかし、だからこそどのシーンにも属せない状況がある。
だからこそ、余計に応援したい。
難波は素晴らしいと思う。
そして、エルレガーデンファンは聴きなさい。

③「Sam's Town」(The Killers)
悪い意味だね。
でも、悪い作品を作ったというよりは、好みの問題か。
やはり“Mr. Brightside”や“Somebody Told Me”は最高、ということだろう。


2006ベストソング

2007年01月17日 | Weblog
①「ロックンロールと五人の囚人」(髭)
未発売状態で各フェスを盛り上げたようなポップさもありながら、髭独特の攻撃性や毒やユーモアセンスを伴った歌詞にやられる。
「ロックンロールは死刑」とはなかなか歌えない。
ただ、先行きは多少不安。

②「ナイトコール」(the ARROWS)
陽性でダンサブルなこの曲をただ聴いているだけでもウキウキだが、さらに歌詞が素晴らしい。
はかない、ほんとにちょっとした夢なのに、でも叶わないことはわかってしまっている。
でも、それを歌う理由があるんだよ、みたいな。
一歩間違えるとゴミもゴミだが、アロウズは違う。
元バーテンだからこそ紡ぎ出せる言葉だろう。

③「Atlantis To Interzone」(Klaxons)
とにかく暴力的である。
そして、もの凄い膨大な量のエネルギーを感じる。
同曲が入ったデビューEPを聴くたびに、日本からこんなのが出てこないかと思うばかり。
個人的にはアークティクよりこちらを好みそう。
たまらんよ。あがるよ。

④「Country Girl」(Primal Scream)
アルバムは正直…だったが、少なくともこの曲は名曲だろう。
ほんとにDovesの“Pounding”みたいだけど。
次はアルバムの方でお願いしたい。

⑤「Don't Listen To The Radio」(The Vines)
リアル。あまりにリアルな歌詞。
それが天才的なソングライティングに乗せて歌われている。
それだけでとにかく感動的である。
作られた感動なんてまっぴらごめんだから。

⑥「Waters of Nazareth」(Justice)

⑦「When The Sun Goes Down」(Arctic Monkeys)

⑧「graySONGzone」(Back Drop Bomb)

⑨「Coffee & SingingGirl!!!」(フルカワミキ)

⑩「東京ハチミツオーケストラ」(チャットモンチー)
唯一、シングル以外での選出。
アルバムは恋の歌が多くて、ちょっと聴きづらい面もあったが、オープナーのこの曲にはズキュンと胸を打たれた。
いや~、チャットモンチーなめたらいかんぜよ、の巻。


次点
「AIMS」(SPECIAL OTHERS)
「Let's Make Love And Listen To Death From Above」(Cansei De Ser Sexy)
「Bang Bang Your Dead」(Dirty Pretty Things)


ロック飲みでは…、どうだったっけw。
時が経つと忘れちゃうね。
まあ、いいや。
でも、“東京ハチミツオーケストラ”を1位にしてた参加者がいましたよ。
最高。

2006ベストライヴ

2007年01月16日 | Weblog
実際の発表順と同様に、まずはベストライヴ部門から。
一部はコメント付きで、どうぞ。


①電気グルーヴ(@Fuji Rock Festival 06)
初電気。
3回程、感極まった。
フジという場が感動を増幅させた印象。
今後は、是非ワンマンツアーを。

②髭(1/9 @今池ハックフィン)
“ロックンロールと五人の囚人”以降、小爆発し始めたので、もうこんな小さなハコではやらないだろう。
須藤寿独特のMCが冴えていた気がする。

③髭(12/23 @クアトロ)
髭自身、あるいは客層も含めて、多少解毒されてしまっていた印象は拭えないが、それでもやはり髭ちゃんにはかなわない。
“Light My Fire”のカヴァーはもはや髭の曲といっていいほどマッチしており、激サイケであった。

④Daft Punk(@Summer Sonic 06)
レア度で言えば、これにかなうものはそうはないだろう。
レア過ぎて、人が多くて踊りづらかったのは残念極まりないが、我々は歴史の一証人となったのだ。
だけど、“Digital Love”やれ。

⑤東京事変(5/10 @センチュリーホール)

⑥The White Stripes(3/8 @ゼップ)

⑦Happy Mondays(@Fuji Rock Festival 06)
超泥酔状態で観ていた。
もう途中で小便もらしそうになって、でももうこの場でしちゃってもいいか、と思わせた伝説的ライヴ。
あるいは、そういった意味から、もう少し上位にあげるべきだったかもしれない。
これもフジミラクルやね。

⑧POLYSICS(12/9 @クアトロ)
数年前の状況からすると考えられなかった、名古屋クアトロ初ソールドアウト。
メジャーデビューアルバムのライヴから通い続けている身としてはとても感慨深いものがあった。
しかしまあ、ビックリしたのはキッズの多さ。
一体どこで獲得してきたファン層なのだろうか。
とにかく一過性の盛り上がりでないことだけは願たいところ。
でも、“Making Sense”で盛り上がらなすぎ。
キッズは昔のも聴いて勉強しなさい。

⑨Rei Harakami(7/21 @クアトロ)

⑩MO'SOME TONEBENDER(@Fuji Rock Festival 06)

以下次点
Royksopp(2/2 @クアトロ)
くるり(10/4 @ゼップ)
MO'SOME TONEBENDER(11/18 @クアトロ)
Massive Attack(@Summer Sonic 06)
DJ Shadow(@Summer Sonic 06)


ロック飲みでは、
電気グルーヴ
Happy Mondays
POLYSICS
Arctic Monkeys
あたりが多数の票を得てたかな。

でも、こればっかりは観てるか観てないかってのもあるので一概には言えないか。

ただ、電気とハピマンは観た人全員好評価だったので、やっぱり凄かったんだろう。
感動したんだろうと。


次回はベストソング部門です。

東京ハチミツオーケストラ

2007年01月13日 | Weblog
恒例のロック飲みが執り行われた。

昨年までは最大4人の参加だったのに、今年はほぼ倍の7人。
昨年ですらかなりの時間がかかったので、今年は気合を入れて17:30開始とした。

それでも店をひねりあがって来たのは23:30ぐらいだったから6時間ぐらいやってたことになるのね。
しかもほぼ全編音楽トークであるからして、1年を振り返るにはやはりこれぐらいかかるんでさぁ。

でも、普通に生活していてこれぐらい好き勝手に音楽について語り合う場はなかなか存在しないので、貴重である。
参加者のテンションが落ちないうちは続けていくべきであろう。

というわけで、次回からは私個人が選んだ各部門賞を発表していきます。
ロック飲みのまとめも織り交ぜながらになるかな?

適当に見てやってください。

Sonic YouthとV∞REDOMSが名古屋でライヴやっちゃうよ

2007年01月08日 | Weblog
寝違いが治りません。
すぐ治るもんだとばかり思ってましたが、かえって悪化する始末…。

湿布によって治癒を目指していきたい。


そんな状態なので、出歩くこともできずに、今日は一日中家の中にいました。

“嫌われ松子の一生”のラスト3話をはじめ、計7時間ぐらい録画物を観ました。
ぐ~たらですねぇ。
ようやく俺にも正月がやってきたなぁ、といったところです。

そんな録画物の中でもスペシャでやっていた朝霧Jamがよかったです。
出演アーティストもさることながら、あの空間はやはり極上に心地がいいだろうと。

今年は朝霧目指して生きていってもいいかなぁ。

銀婚式間近

2007年01月04日 | Weblog
あけてしまってちょっとたちますが、おめでとう。

昨年末は色々立て込んでて、全く日記を書けなかったよ。



年末はカウントダウンジャパンに3日間行ってきた。

アクトの充実があったための参加であったが、
自分があのフェスの大部分の参加者とは毛色が違うということもあって、
違和感を覚える場面が少なからずあった。

また、その点こそが日本の音楽シーン、ロックシーンに欠けているものなんじゃないかとか思ってた。

まあ、年末なんだからどうでもいいじゃんな、俺。

でも、がんばれよジャパン。

ちなみに、ベストアクトはザゼンボーイズです。



で、今日は正月休みも終わって仕事初め。

もうちょい正月気分を味あわせてほしいよね。

昼間にテレビ愛知で(ナイス!)落合夫妻出演のドラ番組やってるぐらいなんだから。

も~、業務は休み明けだったのでクソ×3忙しかったばい。

寒い季節は死人も増えるんです。



忙しい年末年始を過ごしているうちに、恒例のロック飲みまであと1週間ちょいになっちまった。

ちなみにロック飲みとは、
「その年のベストアルバム、ソング、ライヴを参加者が各々挙げて、語り合い、振り返り、そして未来を見据えるもの」
である。

これの選考が難航というか、毎年悩む。

今のとこ、ベストライヴは完成。
ベストアルバム、ソングは7割方完成。

といったところでおま。

しかし、なぜにこうも悩むのか。

俺が「コレ最高だから!」って言ったって、雑誌のランキングのような政治的パワーは発生しないのに。

適当に選んじゃってもいいんじゃね~の。

でも、そうはいかないさ~。

ちょっと考えたんだけど、たぶん俺が音楽好きだからだという結論に、トイレの中で至りました。

明日もがんばります。