本当に儲かる話?(ETF編⑩)

本当に儲かる話?(ETF編⑩)



(上記はイメージです。)


「ETFの懸念」


前回は、「ETFの利点(まとめ)」でした。


前回は、海外ETFの総まとめでした。


今回は、海外ETFの懸念についてです。


ETFは通常の投資信託に比べ、信託報酬などのコストが安く、市場平均に連動するので結果がわかりやすく(イカサマも効かない)、長期的に安定的な成果を出しやすい投資商品でした。

一般市民にしてみれば、ようやく待ちわびたものが出たということでしょう。

しかしながら、このETFが良いというのには前提があります。

それは「世界経済は今後も発展していく」というのが大前提です。




ここ10年間世界平均は年利6~7%という伸びを見せていました。

しかし、ここにきてアメリカ発のサブプライム問題からはじまる、金融恐慌が起き始めています。今まで世界消費の約2割を担っていたアメリカが不況になり、物を買わなくなると、アメリカを含め、アメリカへの輸出で潤っていた国々も苦しくなります。どれくらいの期間がわかりませんが、一旦景気は世界的に冷え込むでしょう。

すると、ETFの基準価格はその間下がり続けます。


もちろん、アメリカなど不景気な国ではなく、好景気な国のETFを購入するという手はあります。しかし、最近は経済のグローバル化のせいか、どこかの株価が下落すると連動するように、他の国の株価も下げているのが通常です。

一旦、世界経済の株式市場がどん底までいくここ数年間(?)は様子を見て、ETFには手を出さず、景気回復の兆しが見えるまで待つのが得策ではないかと思います。



次回はETF編の最終回。「投資の根本原則」


(調査員トリー)
T.I.U.総合探偵社

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