「たにぬねの」のブログ

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今月のお薦め_09.2006

2006-10-17 21:52:38 | 今月のお薦め_XX.20XX
今月(9月のことです)はあまり本を読まなかったので、
それなりの責任を持って、お薦めできる作品に出会えませんでした。

出会えていないというのは間違いかな、
読み掛けにも関わらず、お薦めしたい本が複数ある位なので。

とりあえず、今月は
スタジオジブリ絵コンテ全集15 ゲド戦記 宮崎吾朗 山下明彦 徳間書店
をお薦めします。

原作 アーシュラ・K・ル=グウィン「ゲド戦記」
原案 宮崎 駿「シュナの旅」
でいわずと知れたアニメ化・映画公開された作品ですが、これまでには残念ながら原作も原案も私は目を通していません。
ゲド戦記はいつか読んでみたいとは思ってます。特にレギオン襲来でゲド戦記という言葉が出てきて、こりゃ、読まなくてはと感じさせられたというわけです(でも、未だに読んでいないのは、お安い文庫をズッと待っているからです)。

なので、中身に関する感想はすべて、スタジオジブリ制作アニメのゲド戦記についての感想になりますが、この、今月のお薦め_XX.200Xのカテゴリーにおいてはノーコメントを決め込もう!と考えています。
では、何がお薦めなのだ!?ということになりましょうが、

絵コンテを見ることも楽しいですよ!というお薦めです。
先月で脚本を薦めたので似たような話になって恐縮ですが。

今までみたことのない方は苦労するかもしれませんが、
見方に馴れてくれば、ジブリの絵が好きだ、なんて方は特に楽しめると思います。
読み手が時間を支配できる便利さと楽しさはフィルムコミック同様ですが、作り手の想いがより伝わりやすいのではと感じます。
特に線について。絵コンテという性格上、当たり前のことかもしれませんが、

輪郭を強調する脳を持っている生き物として、当たり前以上のことがある気もします。なぜ、その線が動画でも生き生きしているか。

上記作品だけではさびしいので、もう一冊、紹介させてください。

新・細胞を読む―「超」顕微鏡で見る生命の姿 山科 正平 講談社 B-1528

今月とはいわず、ずーっと、お薦めです。
私自身は資料集として使わせていただく予定ですが、

これ一冊置いておけば、あらゆるときに役に立つはずです。

なんせ、我々は生き物なのですから。
未熟な感想を付け加えるなら、義務教育を中心にとりあえずの教育は
学問の大筋を伝えることを優先しています(当然のことです)。

そのため、本来説明をしないと独力による理解困難な事項も
(恐らく、泣く泣く)割愛されているの実情です。

あなたの体について、生物について、より知るのに、
このコンパクトさで内容てんこ盛りの本書籍はもってこい^3以上。

買うべし!。

私にとって偉大なる資料集ということで、
今月のお薦め_XX.200X的ではないのですが
お薦めさせていただきました。

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