昨日、宮城野体育館で東北選抜高校空手道選手権大会、決勝を観戦してきた。オリンピック追加種目になり、にわかに注目されてきた空手道に選手と応援席の熱気は燃え上がらんばかり。競技の進行もスマートで国際的になっていやがうえにもボルテージは上がる。
福島県代表として出場した後輩達は、団体の組手、形とも優勝個人戦でも夫々、準優勝3位と好成績をおさめ東北の覇者となり、来月行われる全国選抜大会に駒を進めた。
昨年の河北新報旗争奪大会では、団体戦に3年生一名一年生4名というメンバーで健気にも戦い無念の涙を呑んだが、そのメンバーが翌年よく頑張り優勝を勝ち取ってくれたことはうれしい。
応援席には「素手の侍」と書かれた紫色のシャツを着たOBや父兄たちが「さがるな!」「攻めろ!」などと声をからして声援を送った。刀をもつのが侍、しかし刀は持たない立派な徒手空拳のサムライだった。その活躍は50年前の創部時代には考えられないものがあり、創部時初代部員として感極まるものがあった。全国制覇そしてオリンピックを目指して欲しい。
総監督、顧問もOBで教員。部員たちの丸刈の潔さが決意のしるしだ。おめでとう!
一糸乱れぬ団体形を演武する
大将戦までもつれ込んだが4ポイント取り優勝を勝ち取った青帯
応援席から声援を送った「素手のサムライ」胸には創部から伝統の「忍」の一字がある