流石はマット今井さん、時間ギリギリまで個人が感じるべき情報を
的確にご教授して頂けた。これが今回の最高の収穫。素晴しい!!(゜▽゜)
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●第2部 (14:30~15:15) 『2006年の為替相場展望』(45分)
講師 マット今井氏
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・会社では400~500億円を運用
<相場予想をするにあたって>
1.単純に考える
どの材料が重要なのかを見極める
2.長期的な視野を持った上で、短期的に考えていく。」
3.状況に応じて、柔軟に修正していく
<私の予想>
■ドル相場と円相場は分けて考える
◆ドル相場は年前半はもみ合い
→ドル上昇→ドル下落サイクルへ
(来年まで延びる可能性も)
→年初の各誌予想はドル崩落で予想
ジムなどのスタンスは5年くらいで考えている
→得てして、予想の逆もしくは、予想は時期が遅れてやってくる。
◆他の通貨では、円安は少なくとも今年一杯は続く。
→ただし、スピードは緩やか
《今年の4つのテーマ》
1.商品相場の動向
→イチバン大事!!2.3.4.に影響しあっている
2.アメリカの経済の行方
3.日本の金融政策
4.中国の動向
『1.商品相場の動向』
鍵を握る商品相場
商品相場が高いまま
→世界中インフレが収まらない
中央銀行は物価を安定させるのが役目=インフレを起こさない
→各国は金利を上げないといけない
→日本が利上げがイチバン遅れる(上げたいが上げれない)
・日本の賃金が上がって来ている(インフレ傾向が出てきた)
このまま物価が少しずつ上がる
→益々円安になる
<原油>
・OPECは20ドルから50ドルに最低値段を上げてきた
産油国は原油を下げる気はないととれる
『2.アメリカの経済の行方』
・ジャパンマネーの威力
◆リスクマネーがあらゆるところに向かう。
投信2000兆円1000兆円がアメリカ、日本は55兆円で世界9位
まだまだ日本は伸びると予想します
◆ドルなどへの影響は小さいが、市場の小さい通貨に対しては、影響大きい
外貨建て購入金額1位NZ2位オーストラリア
NZの経済規模から見れば大きすぎる
→嫌がっても金利が高いためマネーは向かっていく。。。影響が大きい
・懐の深いアメリカ経済
◆景気はピークアウトしているが、
みんなが予想しているより持ちこたえる。
しかし
◆年後半から来年にかけて減速の恐れ
~原因は行き過ぎた利上げ
『3.日本の金融政策』
・日本の金利がゼロのまま
◆今春、量的緩和解除へ
→しかし、それでも金利は当面ゼロのまま
→半年は金利が実際にかかるまでかかる。遅行する
→実際は今年末くらいではないか?
☆規制緩和が宣言されるとマーケットは混乱するが、元に落ち着く
◆日本のゼロ金利の終焉とともに円安相場も終わる
→ドル以外の各通貨が、00年より対円で1.6倍から1.2倍に価値を上げている
『4.中国の動向』
・米中の経済摩擦リスク
◆中国は大幅な切り上げをするつもりはなし
☆中国の社会問題は貧富の差
農村部との貧富の差が激しい
→米中の貿易不均衡拡大
・中国の貿易黒字は急拡大
→対アメリカとの黒字が最大
→米中間選挙のころに、人民元の切り上げ圧力。
◆中国人民銀行の外貨準備比率の見直し
米ドルが8割その他ユーロなど
そのドル比率を下げ、ユーロ比率が上がる可能性がある
<最悪のシナリオ?>
インフレ加速→バーナンキが金利上げ継続→ドルが強くなる
→アメリカ経済の崩壊の恐れ→ドルの暴落
◆ドル安リスクになる可能性あり
<プロvs個人投資家>
行動パターンの違い
プロには個人の動きが理解できない
→従って、個人主導市場ではプロは勝てないことがよくある。
例えばNZの国の格付けが下がり、プロは売るが個人が金利で買うことで
逆に相場が上がる。。。価値観の違いを読む。流れを読む
<投資をするに当たっては>
・自分の投資方法(短期・長期)に合わせた相場予想を
・「トレンドの中でも、行き過ぎれば調整が入る。」
・「喉元過ぎれば熱さを忘れる」
・長期の移動平均線との乖離を見るのをオススメします。200日線など
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的確にご教授して頂けた。これが今回の最高の収穫。素晴しい!!(゜▽゜)
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●第2部 (14:30~15:15) 『2006年の為替相場展望』(45分)
講師 マット今井氏
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・会社では400~500億円を運用
<相場予想をするにあたって>
1.単純に考える
どの材料が重要なのかを見極める
2.長期的な視野を持った上で、短期的に考えていく。」
3.状況に応じて、柔軟に修正していく
<私の予想>
■ドル相場と円相場は分けて考える
◆ドル相場は年前半はもみ合い
→ドル上昇→ドル下落サイクルへ
(来年まで延びる可能性も)
→年初の各誌予想はドル崩落で予想
ジムなどのスタンスは5年くらいで考えている
→得てして、予想の逆もしくは、予想は時期が遅れてやってくる。
◆他の通貨では、円安は少なくとも今年一杯は続く。
→ただし、スピードは緩やか
《今年の4つのテーマ》
1.商品相場の動向
→イチバン大事!!2.3.4.に影響しあっている
2.アメリカの経済の行方
3.日本の金融政策
4.中国の動向
『1.商品相場の動向』
鍵を握る商品相場
商品相場が高いまま
→世界中インフレが収まらない
中央銀行は物価を安定させるのが役目=インフレを起こさない
→各国は金利を上げないといけない
→日本が利上げがイチバン遅れる(上げたいが上げれない)
・日本の賃金が上がって来ている(インフレ傾向が出てきた)
このまま物価が少しずつ上がる
→益々円安になる
<原油>
・OPECは20ドルから50ドルに最低値段を上げてきた
産油国は原油を下げる気はないととれる
『2.アメリカの経済の行方』
・ジャパンマネーの威力
◆リスクマネーがあらゆるところに向かう。
投信2000兆円1000兆円がアメリカ、日本は55兆円で世界9位
まだまだ日本は伸びると予想します
◆ドルなどへの影響は小さいが、市場の小さい通貨に対しては、影響大きい
外貨建て購入金額1位NZ2位オーストラリア
NZの経済規模から見れば大きすぎる
→嫌がっても金利が高いためマネーは向かっていく。。。影響が大きい
・懐の深いアメリカ経済
◆景気はピークアウトしているが、
みんなが予想しているより持ちこたえる。
しかし
◆年後半から来年にかけて減速の恐れ
~原因は行き過ぎた利上げ
『3.日本の金融政策』
・日本の金利がゼロのまま
◆今春、量的緩和解除へ
→しかし、それでも金利は当面ゼロのまま
→半年は金利が実際にかかるまでかかる。遅行する
→実際は今年末くらいではないか?
☆規制緩和が宣言されるとマーケットは混乱するが、元に落ち着く
◆日本のゼロ金利の終焉とともに円安相場も終わる
→ドル以外の各通貨が、00年より対円で1.6倍から1.2倍に価値を上げている
『4.中国の動向』
・米中の経済摩擦リスク
◆中国は大幅な切り上げをするつもりはなし
☆中国の社会問題は貧富の差
農村部との貧富の差が激しい
→米中の貿易不均衡拡大
・中国の貿易黒字は急拡大
→対アメリカとの黒字が最大
→米中間選挙のころに、人民元の切り上げ圧力。
◆中国人民銀行の外貨準備比率の見直し
米ドルが8割その他ユーロなど
そのドル比率を下げ、ユーロ比率が上がる可能性がある
<最悪のシナリオ?>
インフレ加速→バーナンキが金利上げ継続→ドルが強くなる
→アメリカ経済の崩壊の恐れ→ドルの暴落
◆ドル安リスクになる可能性あり
<プロvs個人投資家>
行動パターンの違い
プロには個人の動きが理解できない
→従って、個人主導市場ではプロは勝てないことがよくある。
例えばNZの国の格付けが下がり、プロは売るが個人が金利で買うことで
逆に相場が上がる。。。価値観の違いを読む。流れを読む
<投資をするに当たっては>
・自分の投資方法(短期・長期)に合わせた相場予想を
・「トレンドの中でも、行き過ぎれば調整が入る。」
・「喉元過ぎれば熱さを忘れる」
・長期の移動平均線との乖離を見るのをオススメします。200日線など
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