なかよしリトミックピアノ

神戸市垂水区のリトミック&プレピアノの教室です。

スペインのフィエスタ

2012-08-18 10:09:04 | 自宅ピアノ教室
トンプソンの「スペインのフィエスタ」
初級者むけの、華やかで発表会向けのいい曲ですよね。

これを練習中の小学1年生さん。

お家での練習もとても頑張ってくれて、ほぼ仕上がってます。

ただ難点がひとつだけ。

このリズムが苦手らしいのです。
 ↓


言葉のリズムや、リズム打ちでは上手くいくのです。
が、鍵盤に移すと真ん中の四分音符が短めになり、すこしだけ詰まった感じになるのです。

ああ、惜しい

リズムを流れ良くして、きれいに仕上げて、ぜひレパートリーにして欲しい

いろいろ思案して、

四分音符は実際の長さより長めに感じると、上手くリズムがとれるのでは?
それを視覚的、そして音が鳴るもので表すといいのでは?

と考えたので・・

ギロ登場

八分音符はこれくらい


シンコペーションの四分音符はこのくらい


その他の四分音符はスタッカートなので、これくらい。


ギロを鳴らしながら「ドレーミ、ファッソッ」と歌い、
慣れたころにピアノで弾いてもらうと・・・

リズムがいい感じです
スペインって感じです。

ついでに左手の伴奏形は、カスタネットが鳴っている感じ、だと思ったので、
実際にカスタネットで打ってもらいました。

それからピアノでで弾くと、重くなりすぎず、カスタネットの乾いた「カーンっ」とした音の雰囲気がでてきましたよ






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