たこーすけの、ちょろっと感想

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けいおん!第1話 「廃部!」 (その0)

2009年04月07日 05時01分57秒 | けいおん!
こんばんは、たこーすけです。
第1話の感想を書きたいのですが、うーん。果たして第2話放映までに書き終わるか……まあ、BS-TBSまでに書き終わればいいよね!(笑顔)

…ということで、いつものように途中で放棄してしまう可能性を考えて、もういきなり「今後の展望」から書き始めます。
今後の予想?みたいなものですけども、まあ、ぼくの予想はたいてい当たらないのでそのつもりでどうぞ。

第1話を観た現在、ぼくがこの作品で注目しているのは2点あります。


[(好きなものとかある?) 「あ!可愛いものが、好き…かな」]

まず第1点は、「どれだけ女の子の視聴者を惹きつけるか」です。
これは、「女性」っていうことではなく、「女の子」。「girls」ということです。
あ。ぼくはですね、男性がいくつになっても「少年」の心を持っているのと同様に、女性もいくつになっても、それこそおばあちゃんになっても、「少女」の側面を持ち続けていると思っています。
ですので、そういう意味での「女の子」。年齢関係なく。
そのような「女の子」を、この作品は、どれだけ惹きつけるか、共感してもらえるか、巻き込めるのか、という点にぼくは注目しています。

総作画監督・キャラクターデザインの堀口悠紀子さんは、第1話スタッフコメントにおいて次のように書いてらっしゃいます。

>1話の見所は他のキャラはもちろんですが、
>やっぱりひたすら変可愛く(←変の所ポイント)動き回る唯でしょうか??

変の所、ポイントです。
この第1話。唯に限らず、可愛いんだけど何か変、変なんだけどしかし可愛い、という感じがしました。これは、明らかにキャラクターデザインに起因しているのだと思います。
そのキャラクターデザイン。堀口画、全開!という点では、「足が小さい」という点に目がいきますが、ぼくが最も気になったのは、「日本人体型」です。
胴が長く、足は短い、そしてお尻が大きい。
ぼくが最も顕著だと思ったのは、OPにおいて4人が海で遊んでいるところと、本編でのさわちゃん先生の後ろ姿です。
あと、アバンでの唯の尻もちも、お尻!って感じでしたね。

これは、いわゆる「萌え」との隔絶を端的に示しているところだと思います。
アニメ・漫画的な「スタイルの良さ」とはほど遠い、思いっきり「日本人体型」のデザイン。
京アニは、これまでも「萌え」を描いてきたとはぼくは思っていないのですが、そして「萌え」の定義とは何かと問われるとはっきりと答えられないのですが、しかし、この「けいおん!」のキャラクターデザインは、いわゆる「萌え」とは断絶しているように思います。
この作品で京アニが描こうとしているのは、決して「萌え」ではなく、「可愛いもの」なのだと思います。
山田監督、堀口さん、吉田さんの女性陣が、「可愛い」と思うもの、それをアニメ「けいおん!」ではまっ正面から描いてきているのではないでしょうか。

男性から見た/男性が作った「女の子」ではなく、女性から見た/女性が可愛いと思う「女の子」。
それは、萌えでもなく理想の女の子でもなくスタイルだって良くない。
アニメ的に見れば、アンバランスですごく変。でも、だからこそ、実はリアル。(「日本人体型」であって、「幼児体型」ではないということも重要だと思います)

現状おそらく、この「変可愛さ」は世の男性視聴者に受け入れられていると想像するのですが、山田監督、堀口さん、吉田さんには、是非このまま突っ走っていって欲しいと思っています。
まあ、だいたいですね、女性が可愛いと思うものが、男性には変に思えることはしばしばあると思います。
「これ、可愛いーー」とか言われても、「ちょwwwえ?それ?可愛いの?」と思った経験は、皆様もあると思います。
アバンの唯のベッドに鎮座するぬいぐるみなんかは、その好例ではないでしょうか。

そのように女性が「可愛い」と思うものを正面切って描いてくる。
このアニメ「けいおん!」は、女の子に受け入れられる作品なんじゃないかなとぼくは想像しています。
たまたまTVをつけて、偶然この作品を目にした女の子(年齢不問)たちが、惹きこまれ、共感し、巻き込まれていくことをぼくは願っています。


さて、注目点の2つ目は……明日以降に続きます…それではー。


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