とも子の美肌石鹸日記

お肌の弱い人のための石鹸「淡竹の恵み」の開発者が
石鹸、お肌、竹、音楽、日々考えたことを綴ります。

『菊次郎の夏』

2015-09-18 17:41:08 | Weblog

 

北野武監督の1999年の作品です。

 

私はこの映画が好きで好きで

近所のレンタルビデオショップで何回も何回も

借りてきては観ていたので

見かねた二男がある日私の誕生日に

DVDを買ってプレゼントしてくれたのでした。

 

私はとっても好きなのですが、

この映画について(部分的に)

賛否両論あるというのもわかります。

 

なので…

カンヌ映画祭でグランプリを獲れなかったのは

ある意味仕方なかったかもしれませんが、

でも私は今でも

グランプリ獲れるだけの価値がある作品だと思っています。

 

まさおくんが大きくなったとき、

菊次郎やあの「仲間たち」のことは

そして菊次郎にとっても

まさおくんとあの「仲間たち」のことは

何にもまして大切な経験となっているに違いありませんから

 

 

 

 

 

 

 

 「この鈴を振れば、天使がお母さん連れてきてくれるから。

…天使来たか?」

「何にも見えない」

 

 

 

 

 

「帰ろうか?

なっ、帰ろう。」

 

菊次郎がそう言って歩き出します。

まさおくんはしばらくじっとうつむいたまま立っているのですが、

急に走りだし、菊次郎の手をとります。

 

菊次郎を見つめるまさおくんと

まさおくんを見つめる菊次郎。

 

一番好きなシーンです。

 

 

 

 

 北野さんの描いたこの絵、本当にすてきです。

 

テーマソングのSummer 

久石譲さんのピアノソロヴァージョンです。

 

 

北野さんは、音楽はいつもは久石さんにお任せなのだそうですが、

この映画に関しては製作前から

「リリカルなピアノものでいきたい」と、

具体的なイメージを伝えられていたのだそうです。

 

北野さんがそのようにイメージを具体的に示すことは珍しく、

「よほどのこだわりがあったのでしょう」と

オフィス北野の代表森昌行氏が回想しておられます。

 

 

そしてこれが、映画で流れているヴァージョン。

 Summer

 

 

何ともいえない(言葉にできない)

…ですね

 


9月といえば…

2015-09-13 22:37:05 | 音楽

 

この曲ですね。

 

September/Earth Wind&Fire

 

そのPVはかなり時代を感じさせるものではありますが、

音楽そのものはまったくそんなことはない。

何だか不思議ですよね。

 

彼らのアルバムジャケットをすべて手がけられていたのは

日本人のイラストレーター・画家で

長岡秀三さん(1936年 長崎生まれ)

という方です。

 

 

 

つい先日、亡くなられたという記事を新聞で読みました…。

 

ご冥福を心よりお祈りいたします。

 


大島弓子さん

2015-09-08 08:51:13 | Weblog

先日、二男が家にある大島弓子さんの短編集を

読んでいました。

 

私は大島弓子さんの作品が大好きです。

あらためて読み返してみて

やっぱり大島さんの作品は素晴らしいと思います。

 

文学、芸術、哲学、精神医学、心理学……(他にもあるかもしれません…)

そういうものがすべて詰まっている気がします。

 

そして、読むたびに

「大島弓子さんっていったいどんな方なんだろう?」

って思います。

 

(きっと皆さんそう思われると思うのですが…)

 

一度でいいからお会いしてみたいなーと

ずっと思い続けています。

 

でも…大島さんの作品自体が大島さんであることは間違いないので

結果、もう大島さんに会えているということですよね

 

 

 

 

 

 

 

 

P.S  大島弓子さんのことを教えてくださった一條さんに

心から感謝いたします 


マイケル・ジャクソンとひまわり

2015-09-01 10:38:52 | 音楽

昨日、息子がひまわりの花を持って帰ってきました。

思わず嬉しくなってどうしたのか聞いたら

ギャラリー アートエリアasi-paraで開催中の

マイケル・ジャクソン展でいただいたとのこと。

ありがとうございます

 

マイケルはひまわりの花が大好きだったのだそうです。

そして、8月29日は彼の誕生日だったんですね。

 

私が彼の歌の中で一番好きなのはやっぱりこの曲です。

マイケルがたぶん10歳頃だろうと思います。

 

じっと見ていると、とっても純粋な魂を持っている人なんだろうな…

という気がします。

今の私と同じくらいの年齢で人生を終えてしまったんだと思うと

本当に残念に思いますし、とても複雑な気持ちにもなります…。

 

あまりにも速く人生を生きたマイケル・ジャクソン。

 

ご冥福を心からお祈りいたします。