竹の会では、平成23年に都立小山台高校と都立文京高校、都立産業技術工業専門学校に合格者を出しています。小山台も文京も女子です。高専は男子です。さらに平成22年には都立富士高校に1名の女子が推薦合格しています。さらに遡ると平成20年に女子が都立西高校に合格を果たしています。
ここ数年竹の会では高校受験生はいたりいなかったりが続いています。平成23年は平成20年の都立中失敗組のリベンジの年でした。
私の都立トップレベル合格へ導く技術は99%合格という確度の高いものです。今日はその過程を最近の成功事例から紹介し、そこから高校受験成功のためなにかについて悟っていただければ幸甚のいたりです。
●平成23年都立小山台高校の例
この女子は、小6のとき都立白鴎を受検し失敗しています。中2のときに再び請われて竹の会への入会を許可しました。入会時の中学での成績は優等だったと記憶しています。それで数学レジュメ・シリーズ、英語指導案を使った基本の洗い直しから始めました。他所でかなりできる子でも竹の会の英語、数学とはかなり較差があるのが一般です。中2の段階で強靱な文法力を完成させておくことの必要性は改めて述べるまでもないことです。関係代名詞などの文法を理解したら早速英文解釈の訓練に入ります。このときはプログレスの副読本の1つを使いました。解説は私が執筆したオリジナルです。さらに日栄社の高校初級英文解釈を使っての訓練をやりました。さらに独自問題出題校の英文を訓練に使いました。独自校の英作文の過去問を網羅的に練習もしています。英語は50分という限られた時間の中でかなりの長文を読み解き設問を解いていかなければなりません。慶應などの長文は大学受験のセンター試験並みです。しかし、竹の会の「入試英語指導案」を反復やればその威力に驚嘆されることでしょう。
ところで中1のときに英語の波に乗れなかった子というのは、中3になっても比較的易しいとされる都立共通英語の長文さえも読み取れずに30~40%の解答率で終わります。英語をサボることは入試には致命的です。ご用心ご用心!
数学は、中3までのレジュメを終わらせたら、あとはひたすら難関校の過去問レジュメを解き続けるだけです。解説は私のオリジナルです。市販の過去問題集の解説とは違う簡単明瞭な解答の妙を学べると思います。事実、小山台合格者は数学は実力者に育っています。
国語は何をやればいいのか。まず漢検は2級をめざしてください。小山台合格者は準2級だったと思います。高校受験は漢字だけで20点とれます。読解はひたすら過去問を解くことです。中2の9月からまず易しい都立の共通問題から練習を始めればいいでしょう。独自問題は高度です。私立の国語は難解です。しかも、私立は30点分は古文が出ます。高校受験の古文は文法の理解がなくても解けるように出題されるのが建前です。要は「あらすじ」をつかめば簡単に正解できるように作られています。過去問を20通ほどやればたいていの古文はわかるようになります。どうしても何かやりたいと思う人は「宇治拾遺物語」がいいと思います。
都立は、理科と社会が鬼門です。多くの受験生がこの理科と社会で点がとれません。中1,中2まで定期テストで理科、社会5をとるくらいの人でも、中3のV模擬では60点ほどということがよくあります。しかも9月に60点で12月も60点と変わらないのが普通です。なんとも恐い科目です。
竹の会では、長く理科、社会の対策として1冊20回主義を指導してきました。ただこの方法は、中3からでは間に合わないのです。23年の受験では中2の3学期から始めたのにこの方法をまじめにやった生徒が皆無で結局12月ぎりぎりまで理科、社会の得点の底上げに追われました。1月になってようやくギリギリ80点を超えるところまでもっていきました。都立小山台と都立文京の合格は様々な難局を紙一重のところでかわしてきたという実感があります。
都立小山台も都立文京も内申がいいことが前提です。特に小山台は9科目4以上で5が6~7個必要です。
中3になると定期試験のたびに受験勉強は中断します。5月の中間、6月の期末、10月の中間、11月の期末、この4回ですべての内申が確定します。
どうですか。中3になってまともに受験勉強できるのは、夏休みだけなんですよ。内申の確定したあとの12月、冬期、1月から2月23日の受験本番まではもちろん最後の追い込みです。あなたたちが高校受験に成功するには、中2の段階の勉強がいかに大切かお分かりになるかとおもうのですがいかがでしょうか。
ここ数年竹の会では高校受験生はいたりいなかったりが続いています。平成23年は平成20年の都立中失敗組のリベンジの年でした。
私の都立トップレベル合格へ導く技術は99%合格という確度の高いものです。今日はその過程を最近の成功事例から紹介し、そこから高校受験成功のためなにかについて悟っていただければ幸甚のいたりです。
●平成23年都立小山台高校の例
この女子は、小6のとき都立白鴎を受検し失敗しています。中2のときに再び請われて竹の会への入会を許可しました。入会時の中学での成績は優等だったと記憶しています。それで数学レジュメ・シリーズ、英語指導案を使った基本の洗い直しから始めました。他所でかなりできる子でも竹の会の英語、数学とはかなり較差があるのが一般です。中2の段階で強靱な文法力を完成させておくことの必要性は改めて述べるまでもないことです。関係代名詞などの文法を理解したら早速英文解釈の訓練に入ります。このときはプログレスの副読本の1つを使いました。解説は私が執筆したオリジナルです。さらに日栄社の高校初級英文解釈を使っての訓練をやりました。さらに独自問題出題校の英文を訓練に使いました。独自校の英作文の過去問を網羅的に練習もしています。英語は50分という限られた時間の中でかなりの長文を読み解き設問を解いていかなければなりません。慶應などの長文は大学受験のセンター試験並みです。しかし、竹の会の「入試英語指導案」を反復やればその威力に驚嘆されることでしょう。
ところで中1のときに英語の波に乗れなかった子というのは、中3になっても比較的易しいとされる都立共通英語の長文さえも読み取れずに30~40%の解答率で終わります。英語をサボることは入試には致命的です。ご用心ご用心!
数学は、中3までのレジュメを終わらせたら、あとはひたすら難関校の過去問レジュメを解き続けるだけです。解説は私のオリジナルです。市販の過去問題集の解説とは違う簡単明瞭な解答の妙を学べると思います。事実、小山台合格者は数学は実力者に育っています。
国語は何をやればいいのか。まず漢検は2級をめざしてください。小山台合格者は準2級だったと思います。高校受験は漢字だけで20点とれます。読解はひたすら過去問を解くことです。中2の9月からまず易しい都立の共通問題から練習を始めればいいでしょう。独自問題は高度です。私立の国語は難解です。しかも、私立は30点分は古文が出ます。高校受験の古文は文法の理解がなくても解けるように出題されるのが建前です。要は「あらすじ」をつかめば簡単に正解できるように作られています。過去問を20通ほどやればたいていの古文はわかるようになります。どうしても何かやりたいと思う人は「宇治拾遺物語」がいいと思います。
都立は、理科と社会が鬼門です。多くの受験生がこの理科と社会で点がとれません。中1,中2まで定期テストで理科、社会5をとるくらいの人でも、中3のV模擬では60点ほどということがよくあります。しかも9月に60点で12月も60点と変わらないのが普通です。なんとも恐い科目です。
竹の会では、長く理科、社会の対策として1冊20回主義を指導してきました。ただこの方法は、中3からでは間に合わないのです。23年の受験では中2の3学期から始めたのにこの方法をまじめにやった生徒が皆無で結局12月ぎりぎりまで理科、社会の得点の底上げに追われました。1月になってようやくギリギリ80点を超えるところまでもっていきました。都立小山台と都立文京の合格は様々な難局を紙一重のところでかわしてきたという実感があります。
都立小山台も都立文京も内申がいいことが前提です。特に小山台は9科目4以上で5が6~7個必要です。
中3になると定期試験のたびに受験勉強は中断します。5月の中間、6月の期末、10月の中間、11月の期末、この4回ですべての内申が確定します。
どうですか。中3になってまともに受験勉強できるのは、夏休みだけなんですよ。内申の確定したあとの12月、冬期、1月から2月23日の受験本番まではもちろん最後の追い込みです。あなたたちが高校受験に成功するには、中2の段階の勉強がいかに大切かお分かりになるかとおもうのですがいかがでしょうか。