風をもとめて~つれづれなるままに日々の想いを

「たか」が、日々の生活の中で想ったこと体験したことを、いくばくかの文字等で表しています。  

また、必ず(サッカーJ1:横浜対大分@横浜三ツ沢球技場)

2007-05-27 07:09:20 | フットボール(J2横浜)
  
 
 試合結果は2-1の我が愛する横浜の勝利。

 そして試合終了後、ニコニコとした皆の笑顔。

 よかった、やっとこれで大分の呪縛が消えた。

 初めて大分に勝利することができたんだから。


 そして、己が相手に向かって叫んだ捨て台詞。


 「 誰が、あんなチームなんぞ応援するか !

   来月からは九州に戻ることになったけどな!! 」


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 程なく、勝利のコールリーダーの雄たけびが。

 でも、己が一番好きだった歌が何故この時に。

 これって、果たして一体偶然だったのだろうか。


  ♪ Ale~ Ale~ 

    俺たち 横浜 Ale~ Ale~ !! ♪


 ファンを辞めるわけでもないのに、と何故か涙。


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 そして、6番の選手についぞ叫んだ言葉。
 
 違う、10番や21番、2番の選手にもだ。

 いや、若い仲間にも何度となく伝えた台詞だ。


   「 あとは、頼む 」

 
 彼らの存在こそがチームの将来に必要だもの。


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 転勤が決まって、正直想い悩んでいた。

 あれだけ望んでいた結末なのに、何故だ。

 本当の自分の気持ちって一体何だろう、と。


 でも、はっきりと今日の現場で確信した。

 「また、レベルアップして必ず横浜に戻ってくる」と。

 
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 横浜の街で仕事をするのは今月の末まで。

 でも、まだまだこの横浜の現場は続くんだ。


 各自一人一人の持っている力を現場で注ぐ。

 遠くの人はただただ勝利を願い祈り続ける。

 皆でJ1残留させるよ、それが絶対の使命だ。


 我が愛する横浜ファンは、決してやめない。

 だから、当面は遠くの街から祈り続けます。



 そう、あの忘れることなき永遠の想い出の街から。



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 平成18年11月26日(日)PM17:50 福岡空港第二ターミナル入口。


 歓喜の爆発の瞬間、長年闘ってきた友を見つけた瞬間に泣き崩れた。

 そして、本能的に彼に向かって叫んでいた自分への台詞を思い出した。
 

  「 長かった、本当に長かった。

    つらかった、本当につらかった。


    でも、これで帰れる、もう大丈夫だ。

    安心して、この街に帰ることができるよ。 」


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 何度でもいう、我が愛する横浜のファンは絶対にやめない。

 ちょっとだけしばらくの間、現場に集う回数が減るだけだわ。

 もう、このチームの将来をいたずらに不安視しなくてもいい。

 
 だから、当面は我が愛する友にこの最高な現場を託します。

 そして、現場に来た際にはどうかまた一緒にお願いします、と。

 
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 最後に。

 本当に、今日は勝ててよかった。


 そして。

 この横浜を愛する全ての人々に捧げます。

 ありがとう、の言葉と共に。



  ♪ どんなに離れても 

    またいつか my home town


    ここで夢を見てた 海に囲まれて ♪

    

  # BGM:「my home town」(小田和正)