soft rime

眩しい白と蒼の世界
素晴らしい景観です。

この樹氷を作り出すメカニズムはなかなかに複雑なようで、
東北地方の奥羽山脈の一部の亜高山帯でしか見られないそうです。

シベリアからの強い季節風と対馬海流によって発生した過冷却水滴と雪が
オオシロビソ（アオモリトドマツ）などの常緑針葉樹に着氷し
そこにさらに降雪によって大きくなり、この雪が低温下でよりくっつきあって固まることで成長するようです。

NIKON D300
AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G (IF)
17mm

この独特の表面の形状はエビのしっぽとと呼ばれています、
これは全体的にエビフライのようにも見えますが。^^

NIKON D300
AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G (IF)
55mm

今年は暖冬だったので、この後もあまり成長しなかったのかもしれませんが
これよりもさらに成長する場合もあるようです。

NIKON D300
AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G (IF)
45mm

広大な蔵王温泉スキー場でも、この樹氷が見られるのは最も標高の高い一部のみの様で
樹氷原コースを滑り下りるとやがて樹氷は見られなくなります。

NIKON D300
AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G (IF)
55mm

ゲレンデとしてはかなりのビッグゲレンデでロープウェイも３本あるほどでなかなか滑り応えがありました。
撮影後は前夜に雪が降ったおかげで、前日とは全然違ってかなり楽しくスノーボードができました。

NIKON D300
AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G (IF)
55mm

冬の蔵王の撮影は今回でラストですが、山を降りた後は温泉に入ってから米沢に向かい
夕食は米沢市内のグルメ小僧・万吉（http://mankiti.umai.co.jp/）で米沢牛のすき焼きを堪能して帰りました。
米沢牛はステーキしか食べたことが無かったんですが、すき焼きがまた最高に美味しかったです。
ここのお店ではこたつに入って食べるのが、心身ともに暖まってとっても良い感じです。

NIKON D300
AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G (IF)
55mm

山形県・山形市・蔵王・2009年1月

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