森晶麿さんの作品です。
第一回アガサ・クリスティー賞を受賞されているのですね。
私が読む本を選ぶ基準はただ一つ、新聞の出版社の新刊紹介文のみ。
50文字足らずのあらすじを読んでピンときたものを読むのですが
これでほぼ間違いなく自分が求めている幸福に出会えるのです。
けれど、この作品は題名に惹かれました。
「私、塩野七生さんの『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』
が大好きだったのよね♪」というセンチメンタルな記憶を呼び起こされ
さらに【黒猫】【遊歩】【美学】なんて大好物なキーワードが並んだら
もう読むしかない。
結論、非常に面白かったです。
好みです。
今ではすっかり虜です。
多少(かなり?)の難解さは私の知的レベルの低さに起因するので無視。
いくつかのミステリー作品のネタばれを目にした時は一瞬絶句しましたが
この作品では会話上自然な流れですし、近年代モノならアウトでしょうが
取り上げられているのは古典というべきものなので私は許せました。
「ユダヤの100の教え」の中で私が覚えているのはただ一つ。
-パートナーには会話が弾む人を選びなさい。
年を取るごとにそのことが大切になってきます。-
その事を思い出させる、加えて知的好奇心を大満足させる一冊でした。
第一回アガサ・クリスティー賞を受賞されているのですね。
私が読む本を選ぶ基準はただ一つ、新聞の出版社の新刊紹介文のみ。
50文字足らずのあらすじを読んでピンときたものを読むのですが
これでほぼ間違いなく自分が求めている幸福に出会えるのです。
けれど、この作品は題名に惹かれました。
「私、塩野七生さんの『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』
が大好きだったのよね♪」というセンチメンタルな記憶を呼び起こされ
さらに【黒猫】【遊歩】【美学】なんて大好物なキーワードが並んだら
もう読むしかない。
結論、非常に面白かったです。
好みです。
今ではすっかり虜です。
多少(かなり?)の難解さは私の知的レベルの低さに起因するので無視。
いくつかのミステリー作品のネタばれを目にした時は一瞬絶句しましたが
この作品では会話上自然な流れですし、近年代モノならアウトでしょうが
取り上げられているのは古典というべきものなので私は許せました。
「ユダヤの100の教え」の中で私が覚えているのはただ一つ。
-パートナーには会話が弾む人を選びなさい。
年を取るごとにそのことが大切になってきます。-
その事を思い出させる、加えて知的好奇心を大満足させる一冊でした。