3月28日、大学時代のゼミの先生が急逝されました。
3月29日、ゼミの後輩のメールを思わず読み返しました。
2月にとってもお元気に最終講義をされたばかり。
定年後は、ゆっくり研究活動をされる予定と
お聞きしていました。
先生は、大学を卒業後も私たち卒業生に
学問のこと、人生、などなど、
気軽に相談にのってくださいました。
いつ大学の研究室を伺っても
嫌な顔もせずにお話をしてくださいました。
研究室の引越しもお手伝いさせていただきました。
私は、高校の教員でしたが、
先生のようになりたいと思い続けて
卒業生に接してきました。
先生は、
4年前、長く続けた教員を辞めて
「区議会議員に立候補したいんですが・・・」
とご相談した時も
「基礎自治体(市区町村)は、もっとも身近なことを行う自治体だよ。
そこの議員は、区民(市民)にとって最も大切なことを考えることになる。
素晴しい仕事だよ。ぜひ、やらなきゃ!」
といって励ましてくださいました。
そして、
当選した時、本当に喜んでくださいました。
あの笑顔は、忘れることができません。
在職中、ずっと選挙ポスターを研究室に貼っていてくださいました。
この前、2月にお邪魔した時にも貼ってありました。
ゼミの方にも「あっ、あのポスターの人ね♪」とよくいわれました。
ある駅で、毎週、区政報告を受け取ってく下ださる方に
ゼミの後輩がいます(偶然出会いました)。
その方が昨日の朝、
「先生、亡くなってしまいましたね。
世の中にとって必要な、素晴しい方は、なぜ早く亡くなるのでしょうか。」
と話しかけてくれました。
私は、「まだ、気持ちの整理がつきません。」とやっと応えました。
二人の間には、しばらく沈黙の時間が過ぎました。
朝の慌しい時でしたが、とても長い時間に感じられました。
おそらくわずか数秒だっと思いますが・・・。
その方は、「頑張りましょう」(と言ったように聞こえました)
といって改札へ向かって行きました。
先生の顔が浮かんできました。
早稲田大学教授 寄本勝美(よりもと かつみ)先生!
安らかにお眠り下さい。
お疲れ様でした。
先生、
先生とは、誕生日が同じでしたね。
頑張りますので
遠くから見守ってください。
今から駅で新聞を配ってきます!