HIV感染とAIDSは同じではありません。
HIVに感染すると、通常6~8週間経過して血液中にHIV抗体が検出されます。
感染から数週間以内にインフルエンザによく似た症状がでることがあります。
その後、自覚症状のない無症候期が数年から10年以上続き、さらに進行すると抵抗力(免疫)が低下し、本来なら自分の力で抑える事の出来る病気(日和見感染症)を発症するようになってしまいます。
このようにして、抵抗力の落ちることで発症する疾患のうち代表的な23の指標となる疾患が決められており、これらを発症した時点でエイズ発症と診断されます。