「環境保全」ここだけの話し

地球が壊れつつある。誰もが実感していることです。この地球を救うために、我々は何が出来るのか?子供や孫のために・・・

産経新聞に投稿した記事が掲載されました

2008-01-22 22:34:52 | Weblog
恥ずかしながら、産経新聞に私の投稿記事が掲載されたのです。
以下、原文です。

1月22日(火)

「暫定税率廃止は人類のためか?」

野党は揮発油税の暫定税率が廃止になれば、
ガソリンが25円安くなるので、国民の生活のた
めに暫定税率は廃止にしたいと、しかし、与党
は暫定税率を廃止にするのではなく、そのまま
続けて道路を作ったり、または道路以外でもこ
の揮発油税で使えるようにしたいとのことです。
野党は国民の人気取りのため、与党は地元で
の票を集めるための政策としか思えません。

今や地球は人間に侵食されて未曾有の危機にあ
り、連日マスコミでも騒がれるようになって来ま
したが、我が国の政治家は環境問題は全く関
心がないようです。
我々の生活が便利になれば、それとは全く関係の
ない国の人々が環境を破壊され危険に脅かされて
いるのです。その事実を知れば、ガソリンを安くしたり、
道路を作るなどという発想は出てこないはずです。
我が国のガソリンは150円前後ですが、ドイツでは
230円以上しております。勿論、殆どが税金です。
国民は高いガソリンに青息吐息ですが、
ドイツの政治家は国民に地球を護るために協力して
くださいと国民を啓蒙しております。



異常な原油高

2008-01-10 11:51:46 | Weblog
今年も早10日が経ちました。
新聞は毎日環境問題について取り沙汰されております。
特に世界の金融が原油に流れているために
1バレル当り100ドルを超えております。
産油国が上げているわけではなく、世界の機関投資家が上げているのです。

よく、石油は後四十年分しかないとか、天然ガスは六十年だとか言われておりますが、それは今現在、判っている埋蔵量のことを言っているのです。
今から30年前の石油ショックの時も「後、40年分しか石油はない」と言っておりました。本当にそうであったら、もう無くなっていなければなりません。

日本のガソリンも上がってリッター150円を超えました。
これを危惧する人が多いですが、私はもっと上がればよいと思っております。
もっと上がれば、車を使う人が間違いなく減ります。そしたら排気ガスが減り、空気も綺麗になるでしょう。それと、ガソリン車から電気自動車への移行が早くなります。電気自動車の実用化が一段と早くなります。三菱自動車が来年発売する量産の電気自動車は家庭の電気プラグから充電してフル充電すると200Kmも走れます。日産自動車も再来年には量産電気自動車が発売になります。電気自動車は排気ガスは出しませんし、1Km当りの走行費も10分の1位まで安くなります。
良いことばっかりです。

今、家電量販店に行くと判りますが、ブラウン管テレビは1台も置いておりません。
全て、薄型テレビばっかりです。
10年後、20年後自動車は電気自動車が主流になるのは目に見えておりますね。
そしたら、今のように石油が暴騰しているでしょうか?
「平家久しからずや」でしょう。

石油の暴騰を悲観することはありません。
むしろ、良い方向へ進むと思います。

明けましておめでとうございます

2008-01-01 17:49:32 | Weblog
新年明けましておめでとうございます。
昨年一年いろいろな方にお世話になりました。
そして、今年があります。
心より感謝もうしあげます。
ありがとうございます。

昨年一年で特筆することは、地球温暖化が全世界で注目されたことではないでしょうか?これまでは人間が排出するCO2が温暖化の原因ではないと言う意見が主流でしたが、いよいよ人間が地球を蝕んでいるのだと言うことが理解されたようです。

11月にはアメリカの元副大統領アル・ゴア氏とIPCC(気候変動に関する政府間パネル)がノーベル平和賞を受賞したことで、さらに拍車がかかりました。

一年前の新聞にこれほど地球温暖化のことが書かれておりましたでしょうか?
一年前に「地球温暖化」のことが書かれていると、新聞を切り抜いてスクラップにしたものです。今ではその必要が無いほどに毎日「地球温暖化」について載っております。

しかし、まだ日本人は省エネについて、地球温暖化を防ぐために何かをしようということについては、非協力的です。

我が国は太陽電池(本当は電池ではなく、太陽光発電モジュールといいます)の生産量は世界一ですが、その8割は外国(特にヨーロッパ)に輸出されております。
なぜなら、外国での需要が大きく買値価格も日本国内に比べて倍以上するのです。

我が国の家庭用の太陽光発電システムへの補助金は17年度の10月で完了しました。17年度までは取り付け戸数が着実に増えてきていたのですが、18年度、19年度は下降現象が激しいです。17年度が約7万件だったのが、18年度は6万件、19年度は5万件そこそこだろうと言われております。

京都議定書が策定された国で、自然エネルギーの普及について後ろ向きの行政が行われていることに疑問を感じざるを得ません。

北極海の氷は2012年の夏には全部溶けてしまうことが判ったらしいです。
北極海の氷が溶けるほど温暖化が進んでいるということは、ヒマラヤでもアルプスでもグリーンランドでも世界の氷河が溶け出してきているということです。それは山の水が海に流れ出してきているので、海の水位が上昇することがはっきりしていることです。
これによって水没する島や陸地が多数出てくるとのことです。

何か、新年のおめでたい日にも拘わらず、暗い話題ですみません。
しかし、人間はそれほど愚かではありません。
必ず、対策を考えて実行するでしょう。
そのとき、我々はそれに積極的に協力をしようではありませんか。