ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

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あけましておめでとうございます!

2008年01月03日 | こんたく堵


あけましておめでとうございます。

お正月は休日が一日しか無くても実家へ帰り家族で祝うようにしています。
長男でありながら、家業を投げ出し両親を残して大阪へ出て好きなことを
している私。“せめて ・・・ ” という気持ちがどこかにあるのかもしれません。

ということで、大晦日から昨夜まで実家で正月を過ごしました。
ネットが繋がらない環境ですので、丸2日間、田舎のアナログ生活でした。





お袋も歳をとり、昔ほど 「おせち料理」 を量質ともに作らなくなりました。
それでも、数の子と黒豆、煮しめ、紅白のなますと蒲鉾あたりは今でも必ず
出てきます。両親共に田舎の人間ですので、正月だからといって派手で高価
なものは用意しません。ただ、四国の離島で生まれ育ったせいか、海の幸は
欠かしませんが ・・・ 。(今は、これが一番高価かも ・・・)そういう意味では、
派手な正月の食卓風景なのかもしれません。





私が子供の頃は親戚や仕事関係の人の出入りが多く、ビールケースが庭先に
10ケースほど積み上げてあり、床の間は、お歳暮や新年の挨拶廻りで戴いた
清酒の一升瓶で埋め尽くされていて、おせち以外の料理もこれでもかというほど
卓上に並ぶような環境でした。ビールと酒、刺身や乾きものなどオヤジたちが
好きな酒と肴の匂いが混ざり合い、一種独特な宴席の匂いと化し家中に充満。
こんな環境や雰囲気の中で、酒の肴を大人と同じように食べて育ったのですから
酒飲みにならない訳がありませんよね!?

お正月、実家で毎年欠かさず登場するのは、「伊勢海老」 です。
一人一尾ずつ用意してくれます。今年はわが家も家族全員揃って帰りました
ので、親父とお袋と弟と併せて8名分(8尾)です。それなりに豪壮になります。
三十日(みそか)辺りに、田舎(徳島)から生きたままの伊勢海老が届きます。
大晦日(おおみか)にボイルして(湯がいて)年が明けるのを待ちます。





元旦の朝、親父が皆に配られた杯(猪口)にお屠蘇を注ぎます。
皆にお屠蘇が注ぎ渡ったところで親父から新年の第一声。
“あけましておめでとうございます。今年も良い一年でありますように!”
“おめでとう!乾杯!” “おめでとう!乾杯!” と皆が続きます。

毎年、わが家の子供たちも、このお正月の何となく普段と違う
“凛とした空気感や雰囲気” をそれなりに楽しんでいるようです。

やはり、“お正月はお正月らしく” が一番だと思います。



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