田口頼和の公式ブログ|陶芸日記

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【釉薬特集】陶芸・焼物の釉薬の種類を解説!

2024年01月16日 | 陶芸日記
陶芸講師の田口頼和です。

今月は釉薬特集です!陶芸とは、粘土を形作り、焼成して器や芸術作品を作り出す技術です。釉薬とは、陶器の表面に塗布する薬剤で、素焼きした陶器の表面に滑らかで光沢のある表面をつくり出したり、装飾効果を加えるために用いられます。釉薬には様々な種類がありますが、以下では代表的な釉薬の種類について説明します。



透明釉
透明釉は、陶器の表面に塗布されると光沢のある、透明な仕上がりになります。透明釉を用いることで、陶器の素材や色合いを活かすことができます。

白釉
白釉は、白い仕上がりを目的として用いられます。素焼きした陶器に塗布することで、美しい白い光沢をつけることができます。

青磁釉
青磁釉は、青い光沢をつけることができる釉薬です。元々は中国の陶器で用いられたものですが、日本でも多く使われるようになりました。

赤釉
赤釉は、赤い色合いをつけるための釉薬です。素焼きした陶器に塗布することで、赤い光沢が生まれます。

緑釉
緑釉は、緑色の光沢をつけることができる釉薬です。独特な質感を持つ釉薬で、茶器や花器などに用いられます。

灰釉
灰釉は、灰色の光沢をつけることができる釉薬です。繊細な陶器に使用されることが多く、北欧などで広く使われています。

今回は基本的な釉薬を紹介しました。あなたもお気に入りの釉薬を見つけてくださいね!

陶芸講師
田口頼和


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