すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

目の前に必死のパッチのパット・マルティーノ が

2017年05月27日 | 音楽

待ちに待ったパット・マルティーノ

初めて行くコットンクラブは東京駅の近く

この日 2017年5月26日は断食3日目
不似合いなお洒落な大人のライブスポットで
食事付きのチケットを購入してたので 
内臓をビックリさせたらアカンから
富士そばで盛りうどんを食って出かける

有楽町線の有楽町で降り 当然のごとく道に迷い
開演の1時間前の7時に到着
席はステージ前の自由席 前から三列目
ドラムセットと主役がよく見える位置


ヘルシーディナーコースとゆーのは
タスマニアサーモンのタルタル
柑橘のラヴィゴットソース
が出て
メインが
金目鯛のナージュ
アサリのスープサフラン風味
デザートが
国産レモンのタルト
レモングラスのソルベと共に

メインデッシュの金目鯛が糞まずーてまずーて
デザートが糞美味い 

パット・マルティーノトリオが出てきたんは メインデッシュとデザートの間やったもんで
演奏始まっても デザート出し忘れてんのんとちゃうんかと気が気でない

パット・マルティーノは想像以上にガリガリに痩せたお爺ちゃん
73歳
座って足を組んでギターを弾く その姿勢は 終わるまで変わらない
演奏は パッと始まり MCは無し

知ってる曲は4曲ほど
今回の編成の演奏はyou tubeでよく見ていたので
予想通りドラマーが凄い
スティックの持ち方が気づかないタイミングで何度も変わってる
スティックとブラシをどこに置いているのか見えません
マルティーノさんの何らかのフレーズのタイミングでバチコンバチコンと
とんでもなく派手なドタバタをほり込んでくるんがどえらくカッチョエエん


そして とにもかくにも 今回の主役
パット・マルティーノは余裕一切無し 
必死のパッチでひたすら指を動かしまくってます
演奏してる顔面の表情は必死すぎてずっと怒ってるよーに見えます
73歳のプレイヤー ベテランなのに こんな一生懸命
病的に必死のパッチで弾きまくるん

一番の抜きどころは 
同じフレーズをなんべんもなんべんもリフレインで弾きまくるところですね
ここで抜いてください
もう少し簡単な運指かなと思っていたが 
かなり複雑な運指を病的なぐらいに何遍も何遍もリフレインして 
オールオーバー
余裕一切なし
ここがマルティーノさんのグルーヴ

オルガンの人は 演奏中 ずっと目を閉じて弾いておられているのです
どこかにイッチャツテル
ヨーロッパ映画の変種者の殺人犯みたいな顔

ドラマーの方とオルガンの方と 主役のパットマルティーノはどーゆー関係か
よく見えてこないが
無言の信頼関係が張りり巡らせてる感あり
時々ドラマーの方を振り向くマルティーノ
オルガンとドラムは時々顔を見合わせてニヤッと笑う
ピンと張った緊張感満載のステージ
とにかく凄いとゆーしかない三人組
無駄音とか余裕が一切なし

自分の生き方を反省させられる人物である
食生活
仕事
ギターとの向き合い方
色々 反省させられるので 困る

やはりパット・マルティーノは偉大であるとしか言いようがない
こーゆー老人に私はなりたい
なれないけども







ジャズ・ギター・レジェンズVol.5「パット・マルティーノ」

ライブ!
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン


Live at Yoshi's
クリエーター情報なし
Blue Note Records


Hombre: Rudy Van Gelder Remasters Series
クリエーター情報なし
Prestige


イグジット
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン


East
クリエーター情報なし
Ojc


Young Guns [輸入盤]
クリエーター情報なし
High Note Records


ジャズ・ギター・レジェンズ Vol.5 パット・マルティーノ (シンコー・ミュージックMOOK)
クリエーター情報なし
シンコーミュージック

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« パット・マルティーノ 来日... | トップ | 佐倉草ぶえの丘2017 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (odies)
2017-05-29 10:05:48
いや~臨場感あるレポートありがとうございます。イメージご浮かんできます。
生(LIVE)はいいですね~ 私は出不精で・・・
返信する
odies様 (よしはら)
2017-05-30 07:21:09
パンクの箱とは勝手がだいぶ違いますけど
この三人は良いです
オシャレな料理を食べライヴを鑑賞するのは自分には不似合いなので最初は厭だったのですが
なかなか満たされた気分になれたのが不思議です
お客さんのノリも良すぎて自分にはついていけませんでしたが
本気で一杯拍手したのは人生初めてです
これは拍手するしかなく自然と手が動きました
生音はやはりドラムの音の色んな響きがレコーディングされた音では出せない周波数があるので
耳が幸せになります
返信する

コメントを投稿

音楽」カテゴリの最新記事