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陵辱の限りを尽くした津浦洋一被告(59)

2024年03月27日 | 社会
「陵辱の限りを尽くした」教え子ら7人性的暴行、
元高専職員に懲役30年求刑

教え子ら7人に睡眠導入剤を摂取させて性的暴行をしたとして、準強制性交罪などに問われた元都城高専技術職員、津浦洋一被告(59)の論告求刑公判が27日、宮崎地裁であり、検察側は「人としての尊厳を根底から踏みにじり、断じて許し難い」として有期刑の上限である懲役30年を求刑し、結審した。判決は5月20日。
検察側は論告で「教え子である被害者らの絶対的な信頼を逆手に取り、陵辱の限りを尽くした」と厳しく非難。自身が撮影した動画データが多数存在しているとして「起訴分以外にも多数の犯行に及んでいたことは明白」と常習性を指摘した。

弁護側は最終弁論で、懲戒免職処分など社会的制裁を受けたとして、寛大な判決を求めた。
起訴状などによると、平成27年7月~令和5年3月、7人に睡眠導入剤入りの飲食物を口にさせて抵抗できない状態にし、計11回性的暴行を加えたとしている。

「性犯罪の枠をはるかに超え、人体実験とでも言うべきまさに悪質極まりない犯行」教え子含む女性7人に睡眠導入剤を摂取させ性的暴行 都城高専の元職員の男に懲役30年求刑

当時10代から20代の女性7人に、睡眠導入剤を摂取させ、抵抗できない状態にした上、性的暴行を加えたなどとして、準強制性交等など3つの罪に問われている 都城高専の元職員の男の裁判です。 検察側は男に対して、懲役30年を求刑しました。 起訴されているのは、都城高専の元技術職員、津浦洋一被告(59歳)です。 起訴状などによりますと、津浦被告は、2015年から去年までの間、10代から20代の教え子ら7人に、11回にわたり、飲食物などに睡眠導入剤を入れて摂取させ、抵抗できない状態にしたあと、性的暴行を加えたなどとして、準強制性交等などの罪に問われています。 津浦被告は、これまで、10回起訴されていました。 27日に開かれた裁判で、検察側は、性的行為の様子をビデオカメラを用いて撮影ていることなども指摘し、「性犯罪の枠をはるかに超え、人体実験とでも言うべき、まさに悪質極まりない犯行。同種事案の中では類を見ないほど、最も悪質な事案である」などとして、懲役30年を求刑しました。 裁判は結審し、5月20日に判決が言い渡されます。

(宮崎放送 2024.3.27)

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