すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

岸壁の母

2011年04月11日 | 音楽

すんません 怪談かと思っていたのですが違うんですね

件(くだん)の母と勘違いしておりました

母は来ました 今日も来た この岸壁に今日も来た 

毎日岸壁に来られたら怖いなぁ~と思って それが 件 ならなおさらだなぁ~と 


岸壁の母/菊池章子 Soldiers never returned

九段の母 鶴田浩二


岸壁の母

作詞 藤田まさと
作曲 平川浪竜

1
母は来ました 今日も来た
この岸壁に今日も来た
とどかぬ願いと知りながら
もしやもしやに もしやもしやに
ひかされて

「また引揚船が帰ってきたのに
今度もあの子は帰らない
この岸壁で待っているわしの姿が
見えんのか、港の名前は舞鶴なのに
なぜ飛んで来てくれんのじゃ
帰らないなら大きな声で
お願い せめてせめてひとこと」

2
呼んで下さい おがみます
ああおッ母さん よく来たと
海山千里と 云うけれど
なんで遠かろ なんで遠かろ
母と子に

「あれから10年
あの子はどうしているじゃろう
雪と風のシベリアは寒いじゃろう
つらかったじゃろうと
命の限り抱きしめて
この肌で温めてやりたい
その日の来るまで死にはせん
いつまでも待っている」

3
悲願十年 この祈り
神様だけが 知っている
流れる雲より 風よりも
つらいさだめの つらいさだめの
杖ひとつ

「ああ風よ、心あらば伝えてよ
いとし子待ちて今日もまた
どとう砕くる岸壁に立つ母の姿を」



あけましておめでとう 件年

こんなものに生まれて、何時迄生きてゐても仕方がないから、
三日で死ぬのは構はないけれども、預言するのは困ると思つた。
(内田百間「件」より)

霧が晴れた時 (角川ホラー文庫―自選恐怖小説集)
クリエーター情報なし
角川書店


くだんのはは (ハルキ文庫)
クリエーター情報なし
角川春樹事務所



冥途・旅順入城式 (岩波文庫)
クリエーター情報なし
岩波書店

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スプリングハズカム | トップ | ウィンドパワーかすみ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

音楽」カテゴリの最新記事