とんがらかっちゃ駄目よ とんがり焼の盛衰

とんがらかっちゃ駄目よ(1937)　能勢妙子


とんがらかっちゃ駄目よ
(佐伯孝夫 作詞/三宅幹夫 作曲)

ねえねえ 恋すりゃ辛い
ねえねえ オフィスのつとめ
課長さんの前では 優しい君のウインク無視していたって
よ　都合の悪い時ゃ お互い様よ
それでもあなたはとんがらがっ ちゃ駄目よ

ねえねえ 辛いわわたし
ねえねえ 察してもちょうだい ...

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とんがり焼の盛衰
村上春樹

これはイイ
村上さんの中ではかなりイイ
花輪和一＋安部公房＋筒井康隆＋町田康÷村上春樹　てな趣だ

ラストの落とし方もストンとしていてナイス



私の開発した新とんがり焼を、昔からとんがり焼だけを食するとんがり鴉の中に放り込むと、彼らはそれがとんがり焼であるか、非とんがり焼であるかをめぐって生死をかけた争いを始めた


目のつぶれた鴉がわさわさ出てきて殺し合いを催すなんてかなりとんがってます


エっ？これが文壇を揶揄したってゆー話だったのね
そーゆーことを知らないで読んだ方が楽しいお話です

	めくらやなぎと眠る女
	村上春樹
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蟹
村上春樹

シンガポールで彼女が勧める蟹料理店で４日間蟹を食い続けたら最後の日寝てたら　吐いた
吐いた蟹肉に白い虫がびっしり　でも一緒に食い続けていた彼女は起きない　
もう　彼女とはオシマイ　蟹も二度と食べない
とゆー物語



蛍
村上春樹
村上節がたっぷり聞けるレンアイ物語です
ま　フツーです　ムカつくこともありませんでした

村上春樹「螢」作品解釈


偶然の旅人
村上春樹


語り手の知人，『偶然の旅人』の～

ジャズの神様っつーのが居るそーや
自分はジャズの門の入り口でモジモジしてる子供なのでまだよくわからないが
そーゆー大人の話を羨ましく読む小学生気分

どこかからの記事を拝借＆貼り付け

　‘作者自身である“僕”は、'93-'95、ケンブリッジに住む間、一度だけトミー・フラナガン・トリオを聴きに行った。…お気に入りのピアニストのプレイに期待していたものの、その夜のフラナガンは、決して絶好調とは言えなかった。“僕”はレガッタ・バーでひとりワイングラスを傾けながら、「もし、彼に2曲リクエストをする権利が与えられたとしたら…」と思いを巡らせ、余り知られていない渋い2曲，“Star－Crossed Lovers（スター・クロスト・ラヴァーズ）”と“Barbados（バルバドス）”を選ぶ。すると、不思議にも、フラナガンはセットの最後に、この2曲を続けて演奏した！それは実にチャーミングで素晴らしい演奏だった。



トミー・フラナガン（Tommy Flanagan）

これを枕話にして　ピアノ調律師のホモ男子がとある人妻と知り合い　その人の乳がんをきっかけに　昔疎遠になった姉との仲を取り戻すとゆー微笑ましいちょっとイイ話ですか

僕はトミー・フラナガンの話で終わっといた方がイイ感じかなとも思いましたが

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「トニー滝谷」
村上春樹


「貧乏な叔母さんの話」
「嘔吐1979」
をムカつきながら辛抱して所々飛ばしながら片付け

「七番目の男
「スパゲティーの年に」
もムカつきそーなので　完全に飛ばして

「トニー滝谷」に到着

これは以前に読んだ記憶あり　確か面白い恋愛小説だったよーな気がする　でも全然覚えていなかった
自分は以前読んだものを完全に丸っきり忘れていて、初体験感を何度も味わえる[得ちん]な記憶力のある種類の人間です

Googleさんに検索すると色々出てくるので有名なお話なんでしょう
自分はイッセー尾形も宮沢りえも市川準も嫌いなので　映画版は見ることはない

外国から引き上げてきたジャズプレイヤーの父親がいて、その息子さんの細密描写が得意な男子と服を毎日買い捲る女子の恋愛物語です
服を売っ払ってもお金にならないが　レコードを売っ払うと　まぁまぁのお金になる

これは全然ムカつかなくって　とってもヨイ物語だった
村上春樹さんの小説は　ムカつく話とヨイ話の２種類あるが
いや　ムカつく描写とほほぉと感心させられる描写２種類がありますな

市川準の嫌いな理由は色々説明できるのですが　イッセー尾形を嫌う理由と宮沢りえを嫌う理由がうまく説明できんとです
あと西島秀俊を大好きな理由もうまく説明できんとです

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