愛着障害を抱えたADHDの生き直し~大連留学中の三十路の医学部再受験記

神経症,愛着障害,ADHD,救命救急医,投資,医学部再受験,中国留学(大連)

ACを抜けるポイント

2016-11-20 08:16:37 | 愛着障害(アダルトチルドレン)
ACを抜けるポイント

ACから抜けるとは毒親から人生を取り戻す闘いである。
親に潰されたこころを取り戻す闘い。それは強く美しく誇り高き人生である。
涙とともに立ち上がる。泣いて泣いて泣き続ける。因みに僕の場合2年程毎日泣き続けました。

回復は人間(他人)に対する諦めから始まる。それは神の愛を信じ始める人生でもある。

基本的態度
・自らがACであることを認めること
・自分でしか解決できない問題であることを理解すること。
・過去に遡らなければいけないこと。
・抑圧した感情を解放し続けなければいけないこと。憎しみと悲しみ。希死念慮と殺意。荒れ狂う感情を受け取め続けること。
・人に向かうのはやめる。人に頼るのはやめる。
・凄まじく理不尽だけれども、誰のせいにもしないこと。
・人に期待しない。つまり他人からの愛を当てにしない。ACの愛情飢餓を人間が満たすことはできない。つまり自らで飢餓は満たす。特にADHDの場合他者の心を感じられない障害があるため、他者の愛を当てにしても、只々不毛である。要するに自分で育て直すしかないことを自覚する。

・情報を集める。頭でまずは理解する(ACのこと,機能不全家族のこと,ADHDのこと,毒親のこと)
・それを元に正しい努力をする。行動する。
(ACなら過去の感情の解放,生きることが許されなかった過去の感情の表現化,ADHDなら生きる場所(海外も視野にいれる)職業選択,好きなことをすることで自らの感情と繋がる訓練)

①自らからもう逃げない。自らと闘い抜く決意。自らの立ち位置は崖っ淵であることを認める。
自らと闘うということは自らの無意識に入っていくことそして過去を救い続けること。
②自らと闘う環境を調整する。内なる魔との闘いの為にはどうしても外部環境を良くする必要がある。
③闘いながらも自律後の人生設計をする。自律とは毒親から精神的にも経済的にも独立している状態である。しかし、闘いの間自律するまでは慰謝料としてお金は取れるだけ取ればいいと僕は思う。
④誰のせいにもしない。確かに親はひどい親であった。しかし己の人生と運命には己が責任を持つ。己の意志と主体性で立ち上がらなければいけない。
⑤まず第一歩目は親の正体を暴き、欺瞞に満ちた家族の正体を暴くこと。

キーワード…
体内の毒親/毒兄の弱体化,抑圧したチャイルドの救い出し,同時に育て直し,依存欲求(退行欲求)の消失,過去の統合,分離不安

回復までの思考の流れ

①全体像をつかむ。
②自分の心は問題を抱えており、修正しなければいけない存在であることを認める。
③今まで犯罪もせず精神病院にも入らず生き延びた自分を誇りにする。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。