日蓮への路

日本を愛していた日蓮を偲んでのブロクです。

ある人の祈りのお話

2005-05-17 00:17:24 | 日蓮について
ある人は、祖国を愛していました。

祖国は、大きな戦争に負けました。そして、国を守った兵隊さんは、犯罪者として、刑に処されました。

祖国は、戦争をしない国として、再出発しました。

ある人は、夜になると、ひっそりと泣いてました。もちろん、昼は、元気に働いてます。

平和が続いたあるとき、ある人は、国を守った多くの兵隊さんに、祈りを捧げるため、今の平和を報告するため、戦争があったという南の島に行きました。

南の島には、慰霊碑が立てられていました。現地の人々によって作られたものです。

ある人は、知りませんでした。そこには、祖国に戻れることなく埋められたままの兵隊さんたちが、いたのです。

ある人は、年に一度、南の島を尋ねることにしました。そして、どうしたら、この兵隊さんたちに感謝の気持ちを伝えられるだろうと考えました。

そうです。一生懸命に働いているある人は、南の島に行くのが精一杯でした。

ある人は、考えました。この事実を、ひとりでも多くの人に伝えらることなら、出来るかもしれないと。

ある人は、パソコンを購入しました。そして、南の島の写真のあるサイトを立ち上げました。


こんなサイトがあります。   ぺリリュー島

注:このサイトを立ち上げた方と、このお話とは、無関係です。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。