ショートショート

アレだよ、アレ。
反比例ってやつ。

昨日のショートショート苦労して書いた割には反響がなくてびっくりです。
どうやら僕の書いたものはやる気と反響が反比例するみたいなので、もう苦労して書きません。
でもショートショート自体はまたやりたいです。
まぁ後で見直して恥ずかしいったらないんだけども。
改めて見るとこんなに出来が悪かったのかと。精進せねば。

そうそう。
男友達にベニスの写真だよってメール送った時の決まりきったボケにもう飽きたので、
今日からベネチアの写真だよって送る事にしました。
今一瞬「ベニス」に反応したアナタのような人達にです。

方向性

アレだよ、アレ。
反省ってやつ。

あの悪夢から数日、どうにか村八分は免れたものの、
依然として僕を取り巻く環境は厳しいものとなっております。
ちなみに「チンコタッタ」は僕の中でブームになりつつありますが、
そんな自分に心底死んで欲しいと思いました。

さて、僕のブログに対するスタンスとしては、
「読んでもらうモノ」である事を前提にして書いています。
しかし最近僕のブログの方向性に疑問を感じる事がしばしばあります。
昔もどこかに書いたような気がするのですが、
僕本体よりも先にこのブログを知ってしまった人が、
僕をどういう目で見るのか、という問題です。

不幸な事に何人かの僕の友人は僕の事を「変態である」と位置づけております。
ある友人のブログに僕の名前が出る時は常に「変態」の文字がつきまとい、
また別の友人のリンク欄にある僕のブログの紹介文は「Ｒ指定」と書かれてありました。
この事実に僕は愕然とし、かつ怒りでワナワナと肩を震わせながら、
あー、誰かおっぱい揉ませてくんねーかなーと切に願うのでした。

そんなわけで今日はいつもとは違った路線で攻めたいと思います。
ショートショート。


「魔法のランプ」


この間骨董屋で古ぼけたランプを見つけた。
明かりを点けたりするやつじゃない。
アニメとかに出てくるあれだ。
別に欲しくもなかったのだが、格別に安かったので、
話のタネぐらいにはなるだろう、と軽い気持ちで買ってしまった。
部屋に帰って冗談半分で磨くと、本当に魔人が出てきた。

「よくぞ我を呼び出した。３つだけ願いを叶えてしんぜよう」

あまりの事に驚いたが、本当に出てきたとなれば話は別だ。
少し偉そうなのが気になったが、とにかく願い事をしてみる事にした。

「じゃあとりあえず１００兆円ぐらい持ってる金持ちにしてくれ」
「それはできない」
「なんでだ」
「いきなり１００兆円も出したら日本経済はどうなる？
　貨幣価値が下がってハイパーインフレが起こるぞ」
「やけに現実的だな」
「当たり前だ。経済をなめるな。万物は影響し合ってるんだ」
「わかった。じゃあ長生きさせてくれ。永遠の命」
「それも無理だ」
「なんでだ」
「生物学的に細胞はいつか分裂をやめる。癌細胞は別だがな。
　だからお前自身が癌の塊にでもならなきゃ無理だ」
「それも嫌だな」
「そうだろう。まぁ人間なんて地球の癌みたいなもんだがな。ガッハッハ！」

馴れ馴れしく人間を馬鹿にする魔人に嫌気が指したが、我慢した。

「じゃあ何ができるんだ？」
「王様にするぐらいならできるぞ」
「じゃあそれでいいや。王様にしてくれ」
「…ハイッ！」
「王様になったのか」
「なったぞ。ただ日本は国王制じゃないからあまり意味はないがな」
「先に言えよ！」
「聞かれてないから答える義務は無い。願いはあと２つだ」
「…わかった」
「次の願いはなんだ？」
「今考えるから、とりあえずランプに戻ってくれ」
「それでいいのか？あと１つになるぞ？」
「それも願いになるのかよ！融通きかねえな！…まぁいい、戻ってくれ」
「わかった。決まったら呼べよ」

シュルシュルシュル…

５分程悩んだ末、そのまま郵送で骨董屋に送り返した。
あと１つの願いなんてどうでも良かったが、
帰り際、コンビニにお使いぐらいさせれば良かったと思いついた時、
少し損をしたような気になった。
人間なんて勝手なもんだ、と思った。

グローバル→村八分

アレだよ、アレ。
男なんてどこ行っても大して変わんないから。

こっちに来て２週間。
数多くの飲み会を経て、交わした会話も数知れず。
全世界共通で盛り上がる会話といえば酒、タバコ、セックス。
そんなこんなで先日も各国の下ネタを展開して大いに盛り上がっておりました。

翌日。

日本人の女性陣に取り囲まれ、責められる僕。
聞く所によると、昨晩僕の愛すべきフレンドが酔った勢いで、
「チンコ！チンコ！チンコタッタ！」
と場所が日本であれば確実に檻に入れられるスパイシーなフレーズを大声で、
しかもあろう事か寮の廊下でシャウト、
これが俺の生き様だ！みたいな感じだったらしく、
そんな所でロックンロールするのも大概にして欲しいと思いました。

んで、うちの寮は男女別棟ではなかったので、
当然の如く日本人の女性陣もその魂のシャウトをお聞きになり、
その責任が言葉を教えた僕の所に来て、
僕が生きててすみませんみたいな感じになったのでした。

必死に弁解する僕。もうほんとすみませんってなわけですよ。
とりあえず酔った話と、その場の盛り上がりを事細かに説明し、
アレはその場の盛り上がり的にしょうがなかったんだ、
酔った勢いもあったし、まさか叫ぶと思わなかったから、
と言い訳をしてみる内、なんとかこの責め苦を逃れる事ができようとした時でした。

「Ahー、Manko?」
嗚呼愛すべきマイフレンド、今は君が犯した過ちについて僕が責任をとっているところなんだ、
いくら日本語で喋ってたからわかんなかったとはいえ、ちょっとぐらいは空気を読んでくれよ、
でもお前すげえ面白いわ、不覚にも大爆笑しちゃったじゃないか、
っていうか日本人の女に言っちゃダメだって言っただろ、ほらみんな僕を白い目で見てるよ。

「It means "Hello", right?」
ちょ、おま、そんな意味で教えた覚えねえよ、
僕に罪を着せようとするにも程がある、と思ったんですが、
面白かったから許しました。

そんなこんなで英語を喋れない僕は、
近々日本人とも喋れなくなるかもしれません。
今日も生きててすみません。ヤッホーイ！

パスタ記念日

「He is coming! He is coming!」



と僕の女友達がウェイターを指差したから、



今日はパスタ記念日。（吹きました）

週末観

アレだよ、アレ。
明日から休み。

今朝起きたら鬱でした。もう英語喋りたくない。
なんか先週頑張りすぎて英語に対して軽く拒否反応が出てきました。
留学中の皆さん、元気ですか？僕は元気じゃありません。

もうね、勉強の他に買い物ぐらいしか一人でできる事ないもんだから、
日がな一日買い物ですよ。ひねもすのたりか買い物ですよ。
でもね、ここ英語圏じゃないんです。
買い物表記もイタリア語なんです。わかんねって。

そうそう、それでボディーソープ買おうと思ったんです。
んで、何が何やらわからんから、とりあえず日本で聞いた事あるNIVEA Body買ったんです。
帰って使ってみたらベビーオイルなんです。
泡立ちを期待できるわけもなく、ただただヌルヌルしたものが流れていきました。
これだからイタリア語圏は困る、と思っていたら、よく見たらNIVEA Babyでした。
とりあえず、床に叩きつけときました。

そうそう、それから洗剤買おうと思ったんです。洗濯の。
んで、何が何やらわからんから、とりあえず目に付いたやつ買ったんです。
帰って使ってみたら柔軟剤なんです。
泡立ちを期待できるわけもなく、ただただ衣服が柔らかくなりました。
「お前これ、柔らかくするやつ使っただろ」と一人で言ってみましたが、誰もわかってませんでした。
とりあえず、床に叩きつけときました。

もうイタリア語ファック。ほんとファック。
ファックしたい。ほんとファックしたい。気絶するまでファックしたい。

留学中の皆さん、元気ですか？僕は元気じゃありません。