シラチャ日記

2007年8月から何度かの中断期間を経て、タイ王国チョンブリ県シラチャより発信しています...

チェロ・コンサート “Virtuoso” at Silverlake Vineyard

2011年03月10日 | パタヤの店

先日、喜太郎のコンサート情報をブログに書いたときにその開催場所として名前の出ていたパタヤのSilverlake Vineyardでロシア人のチェロ奏者でArtem Konstantinovっちゅう人の“Virtuoso”と題されたコンサートが開催されるとの事だったので観に行って来ました。
コンサート・タイトルの"Virtuoso"はイタリア語で、『卓越した技巧を持つ演奏家。名手。』(goo辞書から)っていう意味だそうです。

"Virtuoso"って言われても私の場合、在る一定のレベルを超えたらそれ以上はジャッジ出来るような耳も感性も持ち合わせてないので、こんなコンサートを開催できてるっちゅう時点で既に「名手」なのです。
今回、このコンサートのパンフレットに目が留まったのは、演奏曲目リストの中に“Paganini”の名前がトップに載っていたからっていうことも有るんですが、初めて聴くチェロでの“Paganini”の曲は「素晴らし!」いの一言に尽きる感動モンの演奏でした。
(詳しくは知らないので曲名なんかは分からんのですが、バイオリンじゃなくてチェロでの演奏っちゅうのも普通なんでしょうか?)

 
このArtem Konstantinovっちゅうチェリスト、ピアノ のNikolay Alexandorovっちゅう人と共に香港を拠点として活動されてるようですが、クラリネットのRichard Harveyっちゅう人はタイ映画『ナレスワン大王』の音楽監督もやってる人のようで、タイとも関わりが深いのかも知れませんね。

 

  

 
↑ コンサート会場となったSilverlake Vineyardのレストラン。
 コンサート・チケット購入後のウェルカム・ドリンクとしてワイン1杯と、コンサート後のコース料理が付いて1,200バーツと、
 コンサートが無かってもそれ位の価値が有るんでは?と思うような内容…

 
↑ 演奏中は写真撮るのを控えたんで演奏前の紹介の時と会場の様子だけでも。
 バンコクのロビンソン・ピアノっていう店がスポンサーになってピアノを借りて、運送費だけを負担したとの説明が有りましたが、この運送費が高いんやろねぇ。
 何かよぉー分からんけどメッチャ高そうなピアノやったし…

 

この日、受付で配られた案内には上記のポスターにも載ってるパガニーニやシューマン、バッハなんかに混じってピアソラ(=Astor Piazzolla)の名前も追加されて載っていて「もしかしたらアルゼンチン・タンゴも有り???」って思ってたら、期待通りに私の大好きな曲『Por Una Cabeza』の演奏も有って、もうそれだけでも大満足。 
そのPor Una Cabeza(←You Tube映像)ですが、映画『セント・オブ・ウーマン』の中で盲目の退役軍人役のアル・パチーノが、レストランの別の席で待ちぼうけを食わされてるガブリエラ・アンウォーを誘って踊るシーンで有名です。 まだまだ20代前半だった頃にこの映画観て「カッコえぇ~ 将来はこんなオッサンになりたい。」と思ってたモンですが、この映画撮影時のアル・パチーノの年齢まであと6~7年か??? 現実は厳しそう…

まぁ、とりあえずは、またシラチャ在住のアルゼンチン人サッカー選手に頼んで、何か良さげなアルゼンチン・タンゴのCDを持って来てもらいましょか・・・

 

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