秀二の余命日記

70歳で余命1年を宣告されたジイジが大好きな能登の地で燃え尽きるまでを綴ります。

心残りの桜。

2017年04月12日 16時46分56秒 | 日記
去年の今頃から、父は私の勤める県立中央病院から、恵寿病院に転院になりました。体力もだいぶおちて、体調も良かったり悪かったりだったように記憶しています。

花見に行きたいなー、なんて言っていながら、年度がわりの忙しいのと、農家の忙しいのが重なって、それに体調もうかがいながらなんて思っていたら、結局、どこにも花見には行けないままだったのが、私の心残りでした。

今日は代休だったので、父のスマホ片手に七尾市の小丸山公園に行きました。母も誘ったのですが、断られてしまったので、ひとりで行きました。平日だったので、人はまばらでしたが、花は満開でした。

父のスマホに写真をたくさんおさめて帰ってきました。田鶴浜から恵寿病院に行く途中に、小丸山公園(昔は城だったので高台になっています)の下を通るので、きっと行きたかった花見はここかなと思っていました。キレイだったけど、下から仰ぎ見る桜のほうが私は好きでした。

父も、きっと埼玉の権現堂の桜のほうが見事だったと言うと思います。今おもえば、幸せな時間でした。あの桜のトンネルを見せてあげたかった。
コメント (4)
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