うとき 鳥兎記

うとうと、うろうろの日暮らしを落ち着かない住職の日記

おお掃除

2008-12-31 12:41:41 | Weblog
きのうで本堂や庫裡の掃除は済んだので、
今日は住宅の掃除なんだけれど、
まだ年賀状が書き終わらなくて、〈でも去年よりは早い)
除夜の鐘の準備もしてなくて、

え~い、このままでと思うけれど、
窓を見ると.....
おお掃除、されど掃除ということで、

サザンのDVDを見ながら、もうひと踏ん張り。

だから、やめられない。

2008-12-19 22:32:10 | Weblog
きのうはひさびさの完全休養日。ということで家人と買い物。
家人の買い物中に本屋を探索。
5Fに書店を見つけて、座り込んでの物色。
このごろは椅子を置いてある書店もあるのに、とぶつぶつ言いながら
あっちこっちへ棚を見て回る。
このごろはアマゾンやらジュンク堂やらネットで買えるんだけれど、

みつけた。西原理恵子さんの「この世でいちばん大事なカネの話」
理論舎のよりみちパン!セというシリ-ズで
前に小熊英二さんのの「日本という国」も出していて、
こういうのは書評には出ないから、下手すると見逃してしまうことが多いので、
早速に購入。
やっぱり書店通いはやめられないって、などと言い訳をしながら
家人の次の買い物の間に喫茶店で読み始めて、ほぼ読み終えてしまった。
〈いったい、何時間の買い物?という問いもあるけど)
是非子どもにも読ませてやりたくて、金沢の書店で娘らの分も購入。
私のは今家人が読み進めてます。

もう一息

2008-12-15 23:29:50 | Weblog
報恩講のお参りも、もうあと10日ほどになってきた。
赤井町の慈恩寺講(通称:親父講)もなんととか無事に勤め終えた。
おあさじでは50分あまり、休みなしでの法話になってしまい、
朝早くから難儀な話しをしてしまったけれど、
親鸞さんの奥さんの恵信尼さんの手紙を通じてじっくりお話しさせてもらった。

お世話いただいたTさんの奥さんが「こな食べなさるか」と
「こな」というても、村によっては「てんば」ともいうもので
それとにんじん、大根ずしをおみやげにいただいた。

これがまた美味しいので、疲れがとびます。

もうじき多田富雄さんと石牟礼道子さんの対談集も読み終えるとこまで来ました。
読み終えるのがちょっと惜しい、という感じです。

のぼうの城

2008-12-10 22:43:28 | Weblog
ここしばらくCPの調子が悪くてメ-ルもつながらなかったので、
あきらめて、読みかけていた「のぼうの城」を読み終えた。
たまたま昨日H師範の真宗講座のあとでの雑談の折に、
H師範が「レッド・クリフ」を観てきたという話題になった。
富山のM師範代が「ぼくも観た」というのでいろいろ聞かせてもらっていたが、
H師範いわく「俳優はどうでも宜しい。あの隊列の美しさは
チャンイ-モウならこそ」という言葉を聞いていて

この「のぼうの城」に描かれる忍城をめぐる武将の出で立ちや、
水攻めや城の攻防が、実に映画的に書かれていることがわかった。
長親の描き方を読み進めていくと、童話の「三年寝太郎」が思い浮かんでくる。
「のぼう」といわれるほどの「でくの坊」が「将の器」をかいま見せるという
今求められるリ-ダ-像を書いているのが、評判の一因と思われるけど、
いかがでしょうか。
三成の「戦下手」の立場で書き進めているけれど、秀吉に「水攻め」を指示されて
仕方なく「水攻め」をして満天下に「戦下手」と評価されてしまったけれども、
秀吉の評価を救ったという説もあり、このあたりも
考えながら読むのも、おもしろいと思うのですが・・・・。

じっくりと

2008-12-05 21:49:59 | Weblog
波佐谷町の報恩講に今年もよばれてお話に行きました。
もう何年になるか知らん、という会話をしながら
御伝鈔の一段をいただいた。

今年は親鸞聖人の奥さんの「恵信尼公文書」をもとに
お話しさせてもらったけれども、
父ちゃんたちがじっくりと聞いていて下さるので、ありがたい。

終わってからも、ちょっと質問してもいいかのぉと来て下さる。
うちの門徒さんのお参りが15日にねという話しをして、
そのときにお礼をもらうと思っていたら、
お茶を出してくれた爺ちゃんが、お礼を渡し忘れたと、
この夜の雨の中を
車を飛ばして届けて下さった。
申し訳ないことです
いよいよ勉強して、お話ししようという気になります。

歓送迎会

2008-12-04 23:18:02 | Weblog
教務所長の歓送迎会ということで、粟津の温泉へ行ってきました。
旧来なら市内の料亭で開かれるところだけれども、
門徒会長さんたちの、じっくりと語り合いたいという
熱い思いがあって、温泉に変更。

しっかり飲んで、それぞれホ-ルやらに行こうということになったんで、
ちょっと温泉につかってこようと、大浴場へ。
なんとまぁ、酔っぱらって大の字で寝ているおじじを発見。
起こしたら、今度は風呂に入って寝ようとするんで
早う上がりぃと声をかけているうちに酔いが醒めてきて、
代行で帰宅。もう疲れました。寝ます。

思わぬ休み

2008-12-02 23:40:42 | Weblog
例年なら連日御座が続いて帰宅は10時近くという毎日なんだけど、
30日の予定が変更になり〈当初の予測では衆議院選挙ということで)
今日はまた川北の草深の予定だったけれど、
お手次は違うのだけれど、いつもよくしてくれた森の爺様の通夜ということで
急遽御座が休みということになり、
思わぬ休みとなった。
森の爺様のお手回しかしら、と思いつつ
先日届いた「言魂」を読み始める。
多田富雄氏と石牟礼道子氏の往復書簡。
大阪で買って読み始めたのが、どっかに紛れてしまって
あらためて注文して届いたというわけで。