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正定寺の閑栖  (しょうじょうじのかんせい)

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達磨さんが床の間に

2013年05月24日 | 日記
禅宗のお寺にお参りすると
床の間にお習字の掛け軸や
達磨さんの絵を描いた掛け軸を見かけます。

お習字の掛け軸は「墨跡(ぼくせき)」と言います。
偉いお坊さんが墨で書いた「禅語(ぜんご)」がほとんどです。

「墨跡」は禅宗の僧侶が揮毫したものを言います。
「禅語」は禅宗の高僧が著した書物の中にある言葉です。

この墨跡の掛け軸の次に多いのが「達磨(だるま)」さんの
絵です。

「達磨」は私たち禅宗の開祖さまです。
私たち妙心寺派の寺院は、
インドの達磨大師さまから中国の臨済禅師さまを経て
無相大師さまへと受け嗣がれてきた一流の禅を
宗旨・教義としています。

と言うわけでお寺の床の間には、「だるま」さんの
掛け軸が多いのです。

正定寺の達磨さんを紹介します。
祖師(偉いお坊さん)が描いたものから
絵師が描いたものまで表情も様々です。

竹堂と言う画家さん 詳細不明


第十五代妙心寺派管長:愚渓慧忠(碧層軒)


卓洲胡僊の法嗣:徳源寺僧堂 蘇山玄喬(神機妙用禅師) 「隻履の達磨画賛」


佐伯養賢寺:雪堂宗碩(不二室) 


名古屋徳源寺:蘆山恵行(碧松軒)  妙心寺第十三代管長


第十五代妙心寺派管長:愚渓慧忠(碧層軒)


大分万寿寺:西尾宗滴(巨関窟)





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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (大ちゃん)
2013-05-24 18:37:37
全部正定寺蔵なのでしょうか。どれが誰の墨蹟かわかるといいんだけどなあ。うちはね先住さんが一時はまって集めていましたが、達磨さんは少なかったかもしれません。いずれにしても寺宝ですかね。
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分かりました (閑栖和尚)
2013-05-24 22:30:14
達磨を描いた方の名前を追加しました。
返信する

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