写真と日記と

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Paris パリ

2012-08-16 17:55:34 | 日記

エッフェル塔だいすきだー!!!!

どうしてもやっぱり、好きだった。昔から写真集や画集を見ては
このスコンと抜けている感じを見て見たかった。
そんな1日から私のパリ歩きは始まる。


あ、あれだ!住宅街の合間から、その姿を見た時すごくどきどきした。
東京タワーとは違う、もっと素朴なのに色気がある。
有名な話だけれど、建設中は鉄の塊と言って非難された総重量9700トンは
20年後に解体されるはずだったのに、現在もこのようにパリを見下ろしている。


エッフェル塔の下に広がる公園でしばらく遊ぶことにした。

綺麗な花がたくさん丁寧に植えられている。









あ、あれ?なじみなものが。。。すずめだ。。このすずめを観察することにした。







朝 雨が降っていた。

どうやら、みずたまりで水浴びをしているらしかった。
すずめは太っちょで、たぶん観光客からいいものをいっぱい食べさせてもらっているんでしょう。
私は今回、散歩用にはcanonの50mm F1.4とolympus E-P3のレンズは超広角しか持って歩いていない。
師匠にハッセルのレンズを借りたんだけれど、私が治安の悪い所に慣れていない為持ち出しいていない。
すずめには足で近づくしかなくて、でも警戒心が強いのですぐに飛んで行ってしまうT_T
さて。

3つのエッフェル塔w

バックにうっすら移るのがエッフェル塔w

そんなわけで、どきどき記念写真。憧れの人の横に並んで撮る気分。パシャ。

おじさん 誰ー><: 笑
気をとり直し


そしてシャンゼリゼ大通りへ。




♪ 道を歩く 心かるく 誰かに会えるこの道で かわいい 君に 声をかけた
  こんにちは 僕と 行きましょう おおシャンゼリゼ~おおシャンゼリゼ~♪
小学生の時に音楽の授業で歌ってから、この歌がすごく好きで、いつかシャンゼリゼで
声をかけてもらえるようにかわいくなろう!と心に決めた小5の夏。持って生まれた素材には
まだ気づかない、可哀そうな子どものあたし。
なのに20年後 今、私はシャンゼリゼ大通りで声をかけられた。びっくり!びっくり過ぎて笑えた。
声をかけてきたのはyvandagenais(イヴァン)というカナダ人のおじさんだった。
どういうわけか、お茶をすることに。もちろん英語で話してくる。こまったなあ。。。
オープンカフェに座ると、小さな男の子が近づいてきた。
足は裸足で、手には紙コップを持っていて、なかには小銭が入っていた。
イヴァンは私が斜め掛けにしているカメラを見て、写真を撮りたいかい?
お金を渡せば、なんでもいう事を聞かせることができるよ といった。
私は首を振って、断った。私は生きるのに必死な人は撮らない。
向かいのヴィトンのショーウィンドウには草間弥生の蝋人形が大通りを見ている。

フランスとはこういう町なのだ。
朝、エッフェル塔に来る前にBellevilleベルビルという町に行ってきた。
友人が教えてくれたのだ。ゴタゴタしているのが好きなら行っておいでと。
そこは。。。たくさんの移民が商売をしている、切羽詰まったような町だった。



ここでは私は写真は撮れない。
物乞いをしてくる子どもの目はどの子も綺麗で、吸い込まれそうだった。
この物乞いの子ども全員の瞳をカメラに収めて発表することもできるだろう。
でも、私には撮れない。生きるのに必死な人は撮れない。
余談だけれど、この前のオリンパス写真展の私の花の作品をみて、ある人たちは
「こんな綺麗な死に顔を見せられても、なんとも思えない」と言った。もっと生きるのに
必死な花の写真が見たいと。それを自分の活力にしたいと。
写真に撮ってしまったら誰かに共感を呼んでしまうから、
そんな姿が見たいなら自分の目だけで見たらいい。

さて、と話は戻って、
イヴァンはグラフィックデザイナー&プロダクトデザイナーなんだってさ、
なんか売れている人みたい。
彼のホームページhttp://www.yvandagenais.com/work/home.html

夜ごはんの時間をくれというので、インド料理のカレーが食べたいというと
予約しとくよと言った。

てくてく。セーヌ河の方へ歩く。




お昼ご飯はベトナムやさんのご飯。


アジアのご飯は落ち着く。香辛料が入っているからだと思う。フランスのご飯は
みんな味が平坦で、マイルド。刺激物は好まないようだね。




ノートルダム大聖堂。









HOTEL DE VILLE(市庁舎)

フランスも街路樹にすずかけの樹を植えている。日本も多いけど。

でも、大きさがちがう。ぶっとくて、大きい街路樹にちょっと感動。

樹の幹の模様も大きい。美しい。

 










セーヌ河を行ったり来たりしているうちに陽が暮れてきた。














とある橋の上。たくさんの鍵がかかっている。



そうか、ここは願い事を書いた鍵をかける成就祈願橋なのか!いや、、違う。
鍵には2名分の名前やハートが書いてある。周りをみればカップルばっかり。

気のよさそうなカップルに話を聞くと、ふたりの行く末が離れ離れにならないように
鍵をかける橋なんだとか。なるほど~そう思って見たらなるほど。

2つの川がこの橋の手前で合流している。夕暮れ、東の方はまだ青くきれい。
私も鍵買ってやってみようかな~と思ったけどやめた。
だって鍵なんてかけなくても大丈夫だからねw

そうそう、師匠に額縁を見てきてほしいと言われて探して歩いているんだけど。















大抵のお店が今ヴァカンス中。8月末まで帰りませんの張り紙。困った。
蚤の市に土日行ってみます。

あ、忘れていたイヴァンね。
おいしいインド料理を食べさせてくれました。






次の日も夜ごはんを一緒にたべようと言われて、翌日、夜、自宅でクックしてくれました。
シャンゼリゼ大通りから一本入ったアパート。







鴨を生姜と醤油とアプリコットでクックした料理。醤油の味が恋しくておいしかった。

彼のデッサン。古い写真をスキャンしてMACに入れているらしい。それを書くのだとか。


ありがと、サンクス!おいしかった!
彼はこれからサイゴン経由のカナダに帰るらしい。
次に会うときは僕が君に仕事を発注するときだね!と
ウィンクした!
まぢでたのむよ~おじさん。





さあ、明日も動き回るから、寝よう~っと!

パリでの1人暮らしは続く。。。








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