「もやしもん」という漫画がある
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もやしもん―TALES OF AGRICULTURE (1) (イブニングKC (106)) 価格:¥ 560(税込) 発売日:2005-05-23 |
農業大学のキャンパスの日常を描いた作品だが
主人公は微生物を知覚できるという
非日常的な能力を持っている
その微生物は可愛らしいキャラクターとして描かれ
4巻限定版には海洋堂製のストラップが付いてきた
写真を撮っておいたので
紛失してしまう前にここに記録しておく
オリゼー(Aspergillus oryzae)
麹カビ
主人公の実家の種麹屋から付き添ってきている
麹カビの類はデンプンを分解して
糖に変える力を持っている
P.クリソゲヌム(Penicillium chrysogenum)
青カビ
苗字・・・がペニシリウムであることから推測できるように
ペニシリンを合成する
ごく一般的なカビ
A.アルテルナータ(Alternaria alternata)
アルテルナリア.アルテルナータって
命名に力が入ってない・・・W
日本名はススカビ
コンタクトレンズを曇らせたりするらしい
C.トリコイデス(Cladosporium trichoides)
黒カビ
これも一般的
風呂場の目路が黒く黴るのはコイツの所為
麹カビの仲間にも黒いカビがあるのがまぎらわしい
O157(Escherichia coli O157:H7)
上の4体は一般的な真菌類(カビ)だったが
この子は一般的でない細菌類
腸管出血性大腸菌O157
ベロ毒素を出す能力はウイルスによって
赤痢菌から持ち込まれたものと言われる
これらの微生物と人間との争いを描くSF作品
・・・かというと
のんべんだらりと学生生活が描かれている
「もやしもん」
もっとオリゼー達を活躍させてもらいたいものだ
それにしてもさすが海洋堂
おまけにしては妙にできがいい
シリーズ化して他の菌類も作っていただきたいものだ