4年生の国語の教科書の一番最初に
こんな詩がのっている
(あ、どういうわけか東京書籍のにはないみたい)
春の歌 草野心平
ほっ まぶしいな。
ほっ うれしいな。
みずはつるつる。
かぜはそよそよ。
ケルルン クック。
ああいいにおいだ。
ケルルン クック。
ほっ いぬのふぐりがさいている。
ほっ おおきなくもがうごいている。
ケルルン クック。
ケルルン クック。
春になった喜びを謳った詩なのだが
さて喜んでいるのは誰でしょう?
もちろんカエルだね
でイヌノフグリである
SONYα100 + SIGMA100mmMACRO F2.8
ISO:400 f4 1/2500秒
1月末から咲き始めていたのだが
今日の陽気でうじゃうじゃ咲いていた
これはオオイヌノフグリ
平凡な花だ
いつもなら漢字名でタイトルを記入するのだが
「大犬の陰嚢」と書くのに躊躇したので
「天人唐草」の異名の方で紹介する
小さな小さな花で
こんな風に咲いている
隣のハコベの花と見比べても
負けていない小ささだ
この小ささと 地べた低く咲くために
撮影するのが難しい花だ
なかなか満足いく写真にならない
これらの写真は自分も地べたに
寝そべるようにして撮っている
オオイヌノフグリのつぼみ
じっくり見たことがなかったが
アサガオのつぼみに似ている
生息環境がほぼ同じハコベの花
春の七草の一つだね
これは同じ距離感で撮ったタンポポ
オオイヌノフグリの小ささが
わかっていただけただろうか