先週、ポーランド生まれのカナダのひとから、取材を受けた。彼女は、フェミニズムと女性映画を研究していて、現在東大に留学しているという。
なんだか怖そうだと思いながら、待ち合わせ場所に行ったのだが、会っていきなり笑顔で、「ファンです」と言われた。ちょっといい気分。
彼女曰く、わたしの作品は、非常にフェミニズム的なんだそうだ。
ふぇみにずむ、である。なんだかよくわからない。
で、彼女に聞いてみた。「ふぇみにずむって、なに?」
彼女は、一生懸命、言葉を駆使して、答えてくれた。(約30分)
要約すると、「女性同士でコミューンを作ってしあわせになること」みたいな感じらしい。
ふーん、それなら確かに『火星のカノン』は、ひっかかるところはあるかも。では、『せかいのおわり』はどうなんだろう? 彼女はまだみていなくて、早くみたいと言っていた。
取材も終わりにさしかかった頃、彼女は、真顔でわたしに聞いた。
「あなたの作品は、海外では結構有名(映画祭でのことだと思う)で、評価も高いのに、日本では有名じゃない。なぜだ?」
・・・そんなこと、わたしに言われても・・・
でも、がんばって答えてみた。
「えっと、売れてないからじゃないでしょうか・・・?」
すると彼女は、真顔でなおも突っむ。
「なぜ、売れないのだ?」
・・・そ、そんなこと、わたしに言われてもっっ・・・!
でもま、わたしも真顔になって、答えてみた。
「それは、わたしが嫌われているからです」
すると彼女は困ったような顔になって真剣に擁護してくれた。
「そんなことは、ないと思います」
えっと、笑うところだったんですけど・・・
でも、とっても、真面目な良い方でした。
なんだか怖そうだと思いながら、待ち合わせ場所に行ったのだが、会っていきなり笑顔で、「ファンです」と言われた。ちょっといい気分。
彼女曰く、わたしの作品は、非常にフェミニズム的なんだそうだ。
ふぇみにずむ、である。なんだかよくわからない。
で、彼女に聞いてみた。「ふぇみにずむって、なに?」
彼女は、一生懸命、言葉を駆使して、答えてくれた。(約30分)
要約すると、「女性同士でコミューンを作ってしあわせになること」みたいな感じらしい。
ふーん、それなら確かに『火星のカノン』は、ひっかかるところはあるかも。では、『せかいのおわり』はどうなんだろう? 彼女はまだみていなくて、早くみたいと言っていた。
取材も終わりにさしかかった頃、彼女は、真顔でわたしに聞いた。
「あなたの作品は、海外では結構有名(映画祭でのことだと思う)で、評価も高いのに、日本では有名じゃない。なぜだ?」
・・・そんなこと、わたしに言われても・・・
でも、がんばって答えてみた。
「えっと、売れてないからじゃないでしょうか・・・?」
すると彼女は、真顔でなおも突っむ。
「なぜ、売れないのだ?」
・・・そ、そんなこと、わたしに言われてもっっ・・・!
でもま、わたしも真顔になって、答えてみた。
「それは、わたしが嫌われているからです」
すると彼女は困ったような顔になって真剣に擁護してくれた。
「そんなことは、ないと思います」
えっと、笑うところだったんですけど・・・
でも、とっても、真面目な良い方でした。